エプソンの家庭用プリンター「EP-889A」と「EP-819A」。
どちらも6色インクを採用したカラリオシリーズですが、「何が違うの?」「安い方でも十分?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。
主な違いは、インクの種類と印刷コスト、液晶画面、本体サイズ、写真印刷速度、対応用紙などです。
EP-889Aは、大きなタッチパネルとコンパクトな本体が特徴。増量インクを使用した場合の印刷コストも低めなので、写真や文書を印刷する機会が多い方に向いています。
一方、EP-819Aは、6色インクや自動両面印刷などの基本機能を備えているため、本体価格を抑えたい方にとって検討しやすいモデルです。
この記事では、EP-889AとEP-819Aの違いを比較し、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
エプソン EP-889AとEP-819Aの違いを比較!
まずは、購入前に知っておきたい主な違いを比較表にまとめました。
| 比較項目 | EP-889A | EP-819A |
|---|---|---|
| 対応インク | カニ(標準・増量) | カキゴオリ |
| A4カラー文書の印刷コスト | 約14.8円(増量インク) | 約21.2円 |
| L判写真の印刷コスト | 約26.2円(増量インク) | 約37.3円 |
| 液晶画面 | 4.3型ワイドタッチパネル | 2.7型液晶 |
| 本体サイズ(収納時) | 349×340×142mm | 390×339×141mm |
| 重量 | 約6.6kg | 約6.8kg |
| 本体カラー | ホワイト・ブラック・ピンク | ホワイト |
| A4写真の印刷速度 | 約50秒 | 約1分1秒 |
| 無線LAN規格 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 4 |
| 対応印刷サイズ | カード・名刺~A4 | L判~A4 |
| メーカー希望小売価格 | オープンプライス | オープンプライス |
※印刷コストはメーカー公表値(税込)。EP-889Aは増量インク使用時の数値です。L判写真は用紙代を含みます。実際のコストは使用状況によって異なります。
比較すると、EP-889Aは印刷コストの低さや操作画面の大きさ、コンパクトさが魅力です。
一方、EP-819AもA4文書やL判写真の印刷速度は共通しているため、基本的な印刷機能を重視する方なら十分に検討できます。
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
違い① インクの種類と印刷コスト
EP-889AとEP-819Aは、どちらも6色の染料インクを使用しますが、対応するインクカートリッジが異なります。
EP-889Aは「カニ」、EP-819Aは「カキゴオリ」に対応しており、インクを共用することはできません。
また、EP-889Aは標準タイプに加えて増量タイプのインクも選べます。
メーカー公表の印刷コストを比較すると、次のようになります。
| 印刷コスト | EP-889A(増量インク) | EP-819A |
|---|---|---|
| A4モノクロ文書 | 約5.1円 | 約7.4円 |
| A4カラー文書 | 約14.8円 | 約21.2円 |
| L判写真 | 約26.2円 | 約37.3円 |
※税込のメーカー公表値。L判写真は用紙代込みです。
A4カラー文書では、単純計算で1枚あたり約6.4円の差があります。
ただし、これはEP-889Aで増量インクを使用した場合の比較です。標準インクを使用すると印刷コストが変わるため、必ずしも毎回同じ金額の差になるわけではありません。
写真や文書を頻繁に印刷する方は、EP-889Aの増量インク対応が購入判断のポイントになります。
違い② 液晶画面の大きさと操作方法
操作画面にも違いがあります。
EP-889Aは4.3型ワイドタッチパネルを搭載しており、画面を直接タッチして操作できます。
一方、EP-819Aは2.7型液晶モニターを搭載しています。
EP-889Aは画面が大きいため、本体で写真を選んだり、印刷設定を確認したりする際に画面を見やすいのが特徴です。
スマホのようなタッチ操作に慣れている方や、本体から操作する機会が多い方にはEP-889Aが向いています。
一方、普段はスマホやパソコンから印刷することが中心なら、EP-819Aでも用途を満たせるでしょう。
違い③ 本体サイズ・カラー・対応用紙
本体の大きさも確認しておきたいポイントです。
EP-889Aの収納時サイズは幅349×奥行340×高さ142mm、EP-819Aは幅390×奥行339×高さ141mmです。
EP-889AはEP-819Aより幅が41mm小さく、設置場所の横幅を抑えられます。
重量はEP-889Aが約6.6kg、EP-819Aが約6.8kgで、差は約200gです。
また、EP-889Aはホワイト・ブラック・ピンクの3色から選べるのに対し、EP-819Aはホワイトのみです。
お部屋の雰囲気に合わせて本体カラーを選びたい方にも、EP-889Aが向いています。
さらに、対応する印刷サイズにも違いがあります。
EP-889Aはカード・名刺サイズからA4まで対応していますが、EP-819AはL判からA4までです。
名刺や小さなカードを印刷したい場合は、EP-889Aを選ぶとよいでしょう。
なお、プリンターは印刷時に排紙トレイなどを使用するため、収納時の寸法だけでなく、使用時のスペースも確認しておくと安心です。
違い④ 写真印刷速度とWi-Fi規格
EP-889AとEP-819Aは、A4文書とL判写真の印刷速度が共通しています。
A4カラー文書は9.0ipm、モノクロ文書は9.5ipm、L判写真は約13秒です。
一方、A4写真の印刷速度には違いがあります。
EP-889Aは約50秒、EP-819Aは約1分1秒なので、EP-889Aの方が約11秒速く印刷できます。
A4サイズの写真をよく印刷する方にとっては、EP-889Aのメリットになります。
また、無線LAN規格はEP-889AがWi-Fi 5、EP-819AがWi-Fi 4に対応しています。
Wi-Fi 5はWi-Fi 4より新しい規格ですが、実際の印刷速度は通信環境や印刷内容にも左右されます。
そのため、Wi-Fi規格だけでプリンターの印刷性能に大きな差があると考える必要はありません。
違い⑤ 本体価格とランニングコスト
プリンター選びでは、本体価格だけでなく、購入後にかかるインク代も大切です。
EP-889AとEP-819Aは、どちらもメーカー希望小売価格がオープンプライスとなっており、実際の販売価格は店舗によって異なります。
そのため、購入時点の価格差を確認してから選ぶのがおすすめです。
例えば、EP-889Aの方が高く販売されていても、印刷枚数が多い場合は、増量インク使用時の印刷コストの低さが購入判断の材料になります。
反対に、年賀状や学校の書類をたまに印刷する程度なら、インク代の差よりも本体の購入価格を優先する選び方もあります。
本体価格の差と、これからどのくらい印刷するかを合わせて考えることが大切です。
EP-889AとEP-819Aの共通機能
EP-889AとEP-819Aは違いだけでなく、共通している機能も多くあります。
どちらも家庭での写真印刷や書類の印刷、コピー、スキャンに対応しています。
6色染料インクと写真印刷
どちらも、ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタの6色染料インクを採用しています。
染料インクは発色のよさが特徴で、写真の色合いやグラデーションを表現するのに適しています。
L判写真だけでなく、年賀状やA4サイズの写真印刷にも対応しています。
ただし、使用するインクが異なるため、実際の印刷結果が完全に同じになるとまでは断定できません。
自動両面印刷・前面2段給紙
両機種とも自動両面印刷に対応しているので、対応する用紙なら表裏を自動で印刷できます。
給紙方法も共通しており、前面2段給紙と背面手差し給紙を搭載しています。
前面トレイには異なる種類の用紙をセットできるため、A4用紙と写真用紙などを使い分ける際にも便利です。
学校のプリントや家庭の書類を印刷する機会が多い方にとって、使いやすい機能がそろっています。
スマホ印刷・コピー・スキャン
EP-889AとEP-819Aは、どちらもWi-Fi接続に対応しています。
エプソンのスマホアプリ「Epson Smart Panel」を使えば、スマホに保存した写真や文書をプリントできます。
また、コピーとスキャンにも対応しているため、学校から配られたプリントをコピーしたり、紙の書類をデータとして保存したりすることもできます。
普段はスマホやパソコンから印刷することが多い方なら、EP-819Aでも十分に活用できるでしょう。
EP-889AとEP-819Aはどっちがおすすめ?
ここまでの違いを踏まえると、どちらがおすすめかは、印刷する頻度や操作方法、購入時の価格差によって変わります。
EP-889Aがおすすめな人
EP-889Aは、次のような方におすすめです。
- 写真や文書を印刷する機会が多い方
- 増量インクを使って印刷コストを抑えたい方
- 大きなタッチパネルで操作したい方
- 設置スペースをできるだけコンパクトにしたい方
- 名刺やカードサイズの印刷をしたい方
- ホワイト以外の本体カラーも選びたい方
特に、印刷する機会が多い方や、本体での操作を重視する方にはEP-889Aが向いています。
ただし、印刷コストのメリットを考える場合は、増量インクを使用することと、本体の購入価格も確認しておきましょう。
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EP-819Aがおすすめな人
EP-819Aは、次のような方におすすめです。
- 本体の購入費用を抑えたい方
- 写真や書類をたまに印刷する方
- 大きなタッチパネルは必要ない方
- スマホやパソコンからの印刷が中心の方
- 基本的な印刷・コピー・スキャン機能があれば十分な方
EP-819Aは、6色染料インクや自動両面印刷、前面2段給紙など、家庭用プリンターとして便利な機能を備えています。
EP-889AとA4文書やL判写真の印刷速度も共通しているため、大きなタッチパネルや増量インクへの対応が必要なければ、EP-819Aも十分検討する価値があります。
ただし、購入費用を抑えられるかどうかは実際の販売価格によります。購入前にEP-889Aとの価格差を確認してください。
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EP-889AとEP-819Aの違いを比較したまとめ
エプソンのEP-889AとEP-819Aの違いを比較しました。
どちらも6色染料インクを採用し、写真印刷や自動両面印刷、コピー、スキャンに対応した家庭用プリンターです。
印刷する機会が多く、増量インクによる印刷コストの低さや大きなタッチパネルを重視するならEP-889Aがおすすめです。
一方、基本的な印刷機能があれば十分で、本体価格を抑えたいならEP-819Aが候補になります。
A4文書やL判写真の印刷速度は共通しているため、必ずしもEP-889Aを選ぶ必要はありません。
購入時には本体の販売価格とインク代を確認し、ご家庭での使い方に合う方を選んでください。


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