エプソンの家庭向けプリンター「EP-819A」と「EP-719A」。
どちらも6色インクを採用したA4対応のインクジェット複合機ですが、給紙方法や自動両面印刷、印刷速度などに違いがあります。
「写真のきれいさは違うの?」「安いモデルでも十分?」「どちらを選べば後悔しない?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、自動両面印刷や用紙の使い分けなど、便利な機能を重視するならEP-819A、基本的な印刷機能があれば十分ならEP-719Aがおすすめです。
この記事では、2機種の違いを比較しながら、それぞれどんな方に向いているのかをわかりやすく紹介します。
EP-819AとEP-719Aはどっちがおすすめ?
EP-819AとEP-719Aは、どちらも写真や文書の印刷、コピー、スキャンに対応した家庭向けプリンターです。
大きな違いは、印刷するときの便利さに関わる機能です。
EP-819Aがおすすめな方
- 自動両面印刷を使いたい方
- 普通紙と写真用紙などを使い分けたい方
- 写真や文書をまとめて印刷する機会が多い方
- 大きめの液晶画面で操作したい方
EP-819Aは前面2段給紙と背面手差しに対応し、自動両面印刷も利用できます。
学校のプリントや仕事の資料をよく印刷する方、用紙の入れ替えを減らしたい方に向いています。
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EP-719Aがおすすめな方
- 写真や年賀状、文書などを印刷できれば十分な方
- 自動両面印刷を必要としない方
- 給紙トレイは1段で問題ない方
- できるだけ購入価格を抑えたい方
EP-719Aは、EP-819Aの一部の便利機能を省いたシンプルなモデルです。
6色染料インクを採用しており、写真印刷にも対応しています。
自動両面印刷や複数の給紙トレイが必要なければ、EP-719Aも十分検討できるでしょう。
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EP-819AとEP-719Aの違いを比較表でチェック
まずは、2機種の主な違いを比較表で確認してみましょう。
| 比較項目 | EP-819A | EP-719A |
|---|---|---|
| 前面給紙 | 2段 | 1段 |
| 背面手差し | 対応(1枚) | 非対応 |
| A4普通紙の最大給紙容量 | 100枚 | 100枚 |
| 自動両面印刷 | 対応 | 非対応 |
| 液晶画面 | 2.7型 | 1.44型 |
| L判写真印刷速度 | 約13秒 | 約17秒 |
| A4カラー文書印刷速度 | 9.0ipm | 7.0ipm |
| 収納時サイズ(幅×奥行×高さ) | 390×339×141mm | 390×338×163mm |
| 使用時サイズ(幅×奥行×高さ) | 390×598×196mm | 390×504×163mm |
| 本体重量 | 約6.8kg | 約6.0kg |
| インク | 6色染料 | 6色染料 |
| L判写真印刷コスト | 約37.3円 | 約37.3円 |
| A4カラー文書印刷コスト | 約21.2円 | 約21.2円 |
| メーカー希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 |
※印刷速度・印刷コストはメーカー所定条件での公称値です。実際の使用条件によって異なります。印刷コストは税込表示です。
比較すると、EP-819Aは給紙方式、自動両面印刷、印刷速度、液晶画面の大きさで優れています。
一方、EP-719Aは本体が約0.8kg軽く、基本的な印刷機能を備えています。
注目したいのは、両機種とも6色染料インクを採用し、公称の印刷コストが同じという点です。
EP-819Aのほうが価格が高い場合でも、印刷画質まで優れていると考えるのではなく、追加される便利機能が必要かどうかで選ぶのがポイントです。
EP-819AとEP-719Aの違いを詳しく比較
ここからは、購入前に知っておきたい違いを詳しく見ていきましょう。
給紙方式の違い|EP-819Aは前面2段・背面手差しに対応
EP-819Aは前面2段給紙に加え、背面からの手差し給紙にも対応しています。
例えば、普通紙と写真用紙をそれぞれのトレイにセットしておけば、印刷するたびに用紙を入れ替える手間を減らせます。
また、背面手差しでは最大0.6mmの厚さの用紙にも対応しています。ただし、使用できる用紙には条件があるため、事前の確認が必要です。
一方、EP-719Aは前面1段給紙です。
普段は普通紙を使い、たまに写真や年賀状を印刷する程度なら、1段でも十分でしょう。
なお、A4普通紙の最大給紙容量は両機種とも100枚です。
EP-819Aは給紙段数が多いものの、A4普通紙をEP-719Aより多くセットできるわけではありません。
用紙の種類を頻繁に使い分けるならEP-819A、用紙の入れ替えが気にならないならEP-719Aがおすすめです。
自動両面印刷の違い|対応するのはEP-819Aだけ
EP-819Aは自動両面印刷に対応しています。
自動両面印刷とは、用紙を自分で裏返さなくても、プリンターが表と裏の両面に印刷してくれる機能です。
学校のプリントや仕事の資料など、複数ページの文書を印刷するときに便利です。
また、EP-819Aは片面原稿から両面へのコピーにも対応しています。
一方、EP-719Aは自動両面印刷に対応していません。両面に印刷したい場合は、手動で用紙を裏返す必要があります。
ただし、EP-819Aでも自動両面印刷に対応する用紙サイズや種類には制限があります。
両面印刷をよく使う家庭なら、EP-819Aを選ぶメリットは大きいでしょう。
印刷速度の違い|EP-819Aのほうが速い
印刷速度もEP-819Aのほうが速くなっています。
L判写真1枚の印刷時間は、EP-819Aが約13秒、EP-719Aが約17秒です。
A4カラー文書の印刷速度は、EP-819Aが9.0ipm、EP-719Aが7.0ipmとなっています。
ipmは、1分間に印刷できるページ数を表す単位です。
写真を数枚印刷する程度なら差は小さいものの、まとめて印刷する機会が多い場合は、EP-819Aの速さが役立ちます。
なお、これらはメーカー所定条件で測定した数値です。実際の印刷時間は、印刷内容や設定によって変わります。
液晶画面・本体サイズ・重さの違い
EP-819Aは2.7型、EP-719Aは1.44型の液晶画面を搭載しています。
EP-819Aのほうが画面が大きいため、プリンター本体で設定や操作をする機会が多い方に向いています。
本体サイズは、収納時の幅と奥行がほぼ同じですが、EP-819Aのほうが高さは低くなっています。
一方、使用時の奥行はEP-819Aが598mm、EP-719Aが504mmです。
そのため、EP-819Aは印刷するときに、より広い奥行スペースが必要になります。
また、本体重量はEP-819Aが約6.8kg、EP-719Aが約6.0kgです。
普段からプリンターを移動させる予定がある場合は、約0.8kgの重量差も確認しておくとよいでしょう。
価格の違い|追加機能にいくら払う価値がある?
EP-819AとEP-719Aは、どちらもメーカー希望小売価格が設定されていないオープン価格の商品です。
実際の販売価格は、店舗や購入時期によって異なります。
価格を比較するときは、次のように考えると選びやすくなります。
- 自動両面印刷や前面2段給紙、速い印刷速度に価格差分の価値を感じるならEP-819A
- 便利機能よりも購入価格を優先するならEP-719A
両機種の公称印刷コストは同じなので、EP-819Aを選んだからといって、1枚あたりの印刷代が安くなるわけではありません。
価格差が小さければEP-819Aの便利機能も魅力ですが、差額が大きい場合は本当に必要な機能かを考えて選ぶのがおすすめです。
EP-819AとEP-719Aに共通する機能
EP-819AとEP-719Aは、違いだけでなく共通する機能も多くあります。
どちらを選んでも利用できる主な機能を確認しておきましょう。
6色染料インクで写真や文書を印刷できる
両機種とも、エプソンの「カキゴオリ」シリーズの6色独立型インクを使用します。
ブラック、シアン、マゼンタ、イエローに、ライトシアンとライトマゼンタを加えた6色構成です。
写真や年賀状、家庭で使う文書など、さまざまな印刷に対応しています。
また、独立型インクなので、なくなった色だけを交換できます。
両機種はインク構成と最高解像度が共通しています。
ただし、実際の写真の仕上がりが完全に同じかどうかは、印刷条件などによるため断定できません。
印刷コストは同じ
エプソンが公表している印刷コストは、両機種とも次のとおりです。
- L判写真:約37.3円(税込・インクと用紙の合計)
- A4カラー文書:約21.2円(税込)
- A4モノクロ文書:約7.4円(税込)
メーカー公称値では、ランニングコストに差はありません。
ただし、実際のコストは印刷内容や使用する用紙、印刷設定などによって変わります。
スマホ印刷・コピー・スキャンにも対応
両機種ともWi-Fiに対応しており、スマートフォンから写真や文書を印刷できます。
また、コピーやスキャン機能も搭載しているため、家庭で必要になる基本的な機能はどちらにも備わっています。
スマホから写真を印刷したり、学校から配られた書類をコピーしたりする使い方なら、どちらも候補になります。
EP-819AとEP-719Aを購入する前の注意点
どちらのモデルにも共通する、購入前に確認しておきたいポイントがあります。
まず、両機種ともインクカートリッジ式のプリンターです。
大量の文書を頻繁に印刷する場合は、インク代がどのくらいかかるかを考えておくと安心です。
また、両機種ともBlu-ray・DVD・CDのレーベル印刷に対応していますが、レーベル印刷には別売りのディスクトレイが必要です。
本体を購入するだけでは、必要な付属品がそろわない点に注意しましょう。
さらに、EP-819Aの背面手差しを利用する場合は、プリンターの後ろ側にも用紙をセットするためのスペースが必要になります。
購入前には、設置場所の寸法と使用したい用紙への対応状況を確認しておくことをおすすめします。
まとめ|EP-819AとEP-719Aは必要な機能と価格で選ぼう
エプソンのEP-819AとEP-719Aを比較すると、大きな違いは給紙方式、自動両面印刷、印刷速度、液晶画面の大きさです。
EP-819Aは、印刷の便利さを重視する方におすすめです。
普通紙と写真用紙を使い分けたい方や、自動両面印刷をよく使う方に向いています。
EP-719Aは、シンプルな機能で十分な方におすすめです。
写真や年賀状、文書などを家庭で印刷するのが中心で、購入価格を抑えたい方に向いています。
どちらも6色染料インクを採用し、公称の印刷コストは同じです。
必要な便利機能と購入時の価格差を比較して、ご家庭の使い方に合う1台を選んでください。

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