ソニーのワイヤレススピーカー「SRS-ULT700(ULT TOWER 7)」は、迫力のある重低音を楽しめる「ULT POWER SOUND」シリーズの大型モデルです。
直径約280mmの大口径ウーファーを搭載し、重低音を強調するULT1・ULT2だけでなく、FLAT・LIVEを含めた4つのサウンドモードに対応しています。
さらに、約30時間再生できるバッテリーやキャリーハンドル、ホイールも備えているため、自宅だけでなくパーティーやイベントなど幅広いシーンで活用できます。
一方、本体重量は約22.8kgあるため、気軽に手で持って出かけるような小型ワイヤレススピーカーとは性格が大きく異なります。
結論からいうと、SRS-ULT700は次のような人におすすめです。
・重低音と迫力のあるサウンドを重視したい人
・広い部屋やイベントスペースなどで音楽を楽しみたい人
・パーティーやカラオケにも使えるスピーカーを探している人
・バッテリー内蔵の大型スピーカーが欲しい人
SRS-ULT700の現在の価格や販売状況を確認したい方はこちらからチェックできます。
この記事では、ソニー SRS-ULT700の特徴からメリット・デメリット、おすすめな人まで詳しく紹介します。
※この記事は実機を使用したレビューではなく、ソニー公式の商品情報・仕様をもとに特徴や使い方を検討した情報レビューです。
ソニー SRS-ULT700をレビュー!特徴をチェック
SRS-ULT700は、ソニーの「ULT POWER SOUND」シリーズにラインアップされるワイヤレスポータブルスピーカーです。
まずは主な仕様を確認してみましょう。
| 製品名 | ULT TOWER 7 |
|---|---|
| 型名 | SRS-ULT700 |
| スピーカー形式 | 3way バスレフ型 |
| ウーファー | 直径約280mm×1 |
| ミッドレンジ | 直径約120mm×2 |
| トゥイーター | 直径約50mm×2、直径約40mm×2 |
| Bluetooth | Bluetooth標準規格Ver.5.3 |
| 対応コーデック | SBC・AAC・LDAC |
| バッテリー持続時間 | 約30時間 |
| 充電時間 | 約3時間 |
| 急速充電 | 10分充電で約180分再生 |
| 防滴性能 | IPX4(縦置き時) |
| サイズ | 約421×710×347mm |
| 重量 | 約22.8kg |
約30時間というバッテリー持続時間は、ULT1またはULT2をオン、ライティングをオフ、音量を17にした場合のソニー規定による測定値です。
音量や再生する楽曲、周囲の温度などによって、実際の使用時間は変わります。
それでは、SRS-ULT700ならではの特徴を詳しく見ていきましょう。
大口径ウーファーとULT DUCTで迫力ある重低音を楽しめる
SRS-ULT700でまず注目したいのが、新開発の直径約280mm円形ウーファーです。
さらに、直径約120mmのミッドレンジ2基、直径約50mmのトゥイーター2基、直径約40mmのトゥイーター2基を搭載しています。
大口径ウーファーや大容量のスピーカーキャビネットに加え、「ULT DUCT」と高出力アンプを組み合わせることで、深く力強い低音を再生できるよう設計されています。
最大出力は420Wです。
コンパクトさよりも、迫力のある重低音や音圧を重視してスピーカーを選びたい人に注目したいモデルです。
ULT1・ULT2・FLAT・LIVEの4つのサウンドモードを搭載
SRS-ULT700は、音楽やシーンに合わせて選べる4種類のサウンドモードを搭載しています。
| モード | 特徴 |
|---|---|
| ULT1 | 深い低域を強調するモード |
| ULT2 | パワフルな低音を楽しめるモード |
| FLAT | 音源本来のサウンドを忠実に再現するモード |
| LIVE | ライブ会場のような広がりを楽しめるモード |
「重低音が特徴のスピーカーは、低音を強調した音しか選べないのでは?」と気になる人もいるでしょう。
SRS-ULT700なら、重低音を楽しめるULT1・ULT2だけでなく、FLATやLIVEも選択できます。
LIVEは専用アプリ「Sony | Sound Connect」から選択したり、ULTボタンに割り当てたりすることができます。
さらに、アプリのCustom EQを使えば、好みに合わせて細かな音質調整も可能です。
360° Party Soundで空間全体に音を広げられる
SRS-ULT700は「360° Party Sound」に対応しています。
スピーカーの前方だけでなく、全方位で臨場感のあるサウンドを楽しめるよう設計されているのが特徴です。
リビングで音楽を楽しむだけでなく、人がさまざまな場所にいるパーティーやイベントなどでも活用しやすいでしょう。
特定の場所でじっくり聴くというより、空間全体にパワフルな音を届けたいときに注目したい機能です。
音場最適化機能で環境に合わせてサウンドを自動調整
スピーカーは、設置する場所や周囲の環境によって音の聞こえ方が変わることがあります。
SRS-ULT700は音場最適化に対応しており、周囲の環境に合わせて音を自動調整します。
大型スピーカーをさまざまな場所で使いたい人にとって、環境に合わせた調整を自動で行えるのは便利なポイントです。
LDAC対応でワイヤレスでも高音質再生を楽しめる
Bluetoothの対応コーデックは、SBC・AAC・LDACです。
LDACはBluetoothで高音質な音楽を伝送するためのコーデックで、対応するスマートフォンや音楽プレーヤーなどと組み合わせて利用できます。
SRS-ULT700は、重低音だけでなくBluetooth接続時の音質にも配慮されたモデルです。
ただし、LDACを利用するには接続するBluetooth機器側もLDACに対応している必要があります。
SRS-ULT700の便利な機能
SRS-ULT700には、音質以外にも大型ワイヤレススピーカーならではの便利な機能が搭載されています。
特に注目したいのが、長時間使えるバッテリーや移動をサポートするハンドル・ホイール、複数台接続などです。
約30時間再生できるロングバッテリーを搭載
SRS-ULT700は内蔵バッテリーを搭載し、最大約30時間の連続再生に対応しています。
電源コンセントがない場所にも設置できるので、自宅だけでなく屋外イベントなどにも活用しやすくなっています。
さらに、10分間の充電で約180分再生できる急速充電にも対応しています。
「使おうと思ったら充電が少なかった」という場合でも、短時間の充電で再生時間を確保しやすいのは便利ですね。
ただし、約30時間という数値はソニー所定の条件で測定されたものです。
実際のバッテリー持続時間は、音量や再生する楽曲、周囲の温度などによって変化します。
ホイールとキャリーハンドルで移動に配慮されている
SRS-ULT700の本体重量は約22.8kgです。
決して軽量なスピーカーではありませんが、本体にはホイールと四隅のキャリーハンドルが搭載されています。
ホイールはサイズと幅を広げることで、移動時の安定性にも配慮されています。
約22.8kgという重量を考えると、移動しやすさを考えた装備が用意されているのはうれしいポイントです。
ただし、階段などホイールを使えない場所では持ち上げる必要があります。
購入前に使用場所だけでなく、保管場所までの移動経路も確認しておくと安心です。
Party Chainで複数のスピーカーをワイヤレス接続できる
SRS-ULT700は、Auracastブロードキャストを利用した「Party Chain」に対応しています。
Party Chainでは、対応するスピーカーを最大100台までワイヤレス接続して、音楽再生を楽しめます。
ただし、2026年9月2日の発表時点でソニーがParty Chain対応機種として案内しているのは、ULT TOWER 7(SRS-ULT700)のみです。
また、Party Chainと従来の「Party Connect」「Wireless Party Chain」は別の機能で、互換性はありません。
すでに持っているソニー製スピーカーとの接続や、異なるモデルとの組み合わせを考えている場合は、購入前にソニー公式サイトで最新のParty Chain対応機種を確認してください。
マイクを接続してカラオケやイベントにも使える
SRS-ULT700には、φ6.3mmのマイク入力端子が搭載されています。
市販のダイナミックマイクを接続すれば、音楽再生だけでなく、カラオケやイベントでのアナウンスなどにも活用できます。
キーコントロールやエコーの操作にも対応しています。
また、LINE 1(RCA)、LINE 2(XLR)、USB-A、USB-Cなども備えており、DJ機器などを接続して音楽を再生することもできます。
家庭で音楽を楽しむだけでなく、パーティーやイベントなど幅広いシーンで活用できるモデルです。
SRS-ULT700のメリット
ここまで紹介した特徴から、SRS-ULT700のメリットを整理してみましょう。
重低音を重視したい人に適した大型スピーカー
SRS-ULT700の大きなメリットは、迫力のある重低音を重視した設計です。
直径約280mmの大口径円形ウーファーやULT DUCTなどを組み合わせ、深く力強い低音を再生できるよう設計されています。
さらに、ULT1とULT2という2種類の重低音を楽しめるモードがあるため、好みや楽曲に合わせて切り替えられます。
小型スピーカーの携帯性よりも、音の迫力を優先したい人に適した選択肢です。
音楽に合わせて好みのサウンドに切り替えられる
重低音を楽しめるULT1・ULT2に加え、FLAT・LIVEを含む4種類のサウンドモードから選択できるのもメリットです。
専用アプリ「Sony | Sound Connect」のCustom EQを使った音質調整にも対応しています。
その日の気分や聴く音楽、利用シーンに合わせてサウンドを変えたい人にも便利でしょう。
自宅からパーティー・イベントまで幅広く使える
Bluetoothスピーカーとして音楽を再生するだけでなく、マイク入力やRCA・XLRなどにも対応しているため、活用できるシーンが幅広いのも魅力です。
例えば、
・自宅で迫力のある音楽を楽しむ
・ホームパーティーで使用する
・カラオケを楽しむ
・イベントで音楽を流す
・マイクを使ってアナウンスする
・DJ機器を接続して音楽を再生する
といった使い方ができます。
ライティング機能も搭載されているため、パーティーなどの雰囲気を盛り上げたい場合にも活用できます。
コンセントのない場所でも長時間使いやすい
大型スピーカーでありながら、バッテリーを内蔵している点も大きなメリットです。
最大約30時間の連続再生に対応しているため、電源を確保しにくい場所でも使いやすくなっています。
さらに、縦置き時はIPX4相当の防滴性能に対応しています。
屋外イベントやアウトドアで使いたい人にも便利です。
ただし、IPX4は完全防水ではありません。
防滴性能が有効なのは、防水カバーが正しく閉じられ、本体が垂直に設置されている場合です。
水中で使ったり、大量の水がかかったりするような環境で使用するための性能ではない点には注意してください。
SRS-ULT700のデメリット・購入前の注意点
SRS-ULT700は機能が充実していますが、すべての人に適しているわけではありません。
特に大型モデルならではのサイズと重量は、購入前に確認しておきたいポイントです。
本体が大きく設置スペースを確保する必要がある
SRS-ULT700のサイズは約421×710×347mmです。
高さは約71cmあるため、デスクや棚の上に気軽に置くようなスピーカーではありません。
リビングやイベントスペースなど、床置きできる場所を確保する必要があります。
購入後に「思ったより大きかった」とならないよう、あらかじめ設置予定場所を測っておくことをおすすめします。
約22.8kgと重量がある
本体重量は約22.8kgあります。
ホイールやキャリーハンドルが付いており移動に配慮された設計ですが、階段を上り下りしたり、車へ積み込んだりする場合には重量が負担になる可能性があります。
「ポータブルスピーカー」という名称から、片手で気軽に持ち歩けるサイズをイメージしないよう注意しましょう。
頻繁に移動させる予定なら、どのような場所を運ぶのかまで考えて選ぶことが大切です。
小型のワイヤレススピーカーを探している人には向かない
SRS-ULT700は、迫力のあるサウンドやイベントでの利用などを重視した大型モデルです。
バッグに入れて持ち歩くような使い方を想定している人には、サイズや重量が大きすぎる可能性があります。
一方で、大型スピーカーならではの重低音や音の広がり、豊富な接続端子を求めている場合は、その大きさを活かせるでしょう。
「ワイヤレスだから持ち運びやすい」という視点だけではなく、どこで、どのように使うのかを考えて選ぶことが重要です。
SRS-ULT700がおすすめな人・おすすめしにくい人
ここまでの特徴とメリット・デメリットを踏まえて、どんな人に向いているのか整理します。
SRS-ULT700がおすすめな人
SRS-ULT700は、次のような人におすすめです。
・迫力のある重低音を楽しみたい人
・広いリビングやイベントスペースで使いたい人
・パーティーで使える大型スピーカーが欲しい人
・マイクを接続してカラオケやイベントにも使いたい人
・電源がない場所でも長時間使用したい人
・複数台のSRS-ULT700を連携させて使いたい人
・LDAC対応のワイヤレススピーカーを探している人
特に「コンパクトさより音の迫力を優先したい」という人と相性のよいモデルです。
Bluetoothによる普段の音楽再生から、パーティーやイベントまで1台を幅広く活用したい人もチェックしてみてください。
SRS-ULT700をおすすめしにくい人
一方、次のような人にはおすすめしにくいでしょう。
・小型・軽量のBluetoothスピーカーが欲しい人
・バッグに入れて気軽に持ち歩きたい人
・設置スペースをあまり確保できない人
・階段などを使って頻繁に持ち運ぶ人
・大音量や重低音をあまり必要としない人
約22.8kgという重量と約71cmの高さは、購入前に特に確認しておきたいポイントです。
ホイールが付いているとはいえ、小型のBluetoothスピーカーとは用途が異なります。
迫力のある音やイベント用途が必要なのか、それとも携帯性を重視したいのかを基準に考えると選びやすいでしょう。
SRS-ULT700が自分の使い方に合いそうだと感じた方は、現在の価格や販売状況も確認してみてください。
SRS-ULT700についてよくある質問
SRS-ULT700は屋外でも使える?
SRS-ULT700はバッテリーを内蔵しているため、コンセントのない屋外でも使用できます。
また、縦置きした状態ではIPX4相当の防滴性能に対応しています。
ただし完全防水ではなく、防滴性能は防水カバーを正しく閉じ、本体を垂直に設置した場合に有効です。
雨天時など、水に濡れる可能性が高い環境では取り扱いに注意しましょう。
SRS-ULT700のバッテリーは何時間使える?
ソニー公式では、最大約30時間の連続再生が可能とされています。
これはULT1またはULT2オン、ライティングオフ、音量17など所定の条件で測定した場合の数値です。
実際の使用時間は音量や再生する楽曲、周囲の温度などによって異なります。
10分の充電で約180分再生できる急速充電にも対応しています。
SRS-ULT700はスマホとBluetooth接続できる?
はい、Bluetoothに対応したスマートフォンなどとワイヤレス接続して音楽を楽しめます。
Bluetooth標準規格Ver.5.3に対応し、コーデックはSBC・AAC・LDACをサポートしています。
SRS-ULT700は複数台接続できる?
はい。
SRS-ULT700を2台Bluetooth接続して楽しめる「Stereo Pair」に対応しています。
また、Auracastを利用した「Party Chain」にも対応し、Party Chain対応スピーカーを最大100台まで接続できます。
ただし、2026年9月2日の発表時点でソニーがParty Chain対応機種として案内しているのはULT TOWER 7(SRS-ULT700)のみです。
従来のParty Connect・Wireless Party Chainとは互換性がないため、手持ちのソニー製スピーカーと接続したい場合は注意してください。
SRS-ULT700はマイクを接続できる?
はい。
φ6.3mmの標準プラグを採用した市販のダイナミックマイクを接続できます。
マイクを使って話したり歌ったりできるほか、キーコントロールやエコーにも対応しているため、カラオケにも活用できます。
ソニー SRS-ULT700レビューまとめ
ソニー SRS-ULT700(ULT TOWER 7)は、大口径の円形ウーファーやULT DUCTを搭載し、迫力のある重低音を楽しめる大型ワイヤレススピーカーです。
ULT1・ULT2・FLAT・LIVEの4種類のサウンドモードを用意し、360° Party Soundや音場最適化、LDACなどにも対応しています。
さらに、最大約30時間再生できるバッテリーやキャリーハンドル、ホイール、マイク入力、Party Chainなど、家庭での音楽視聴だけでなくパーティーやイベントで役立つ機能も充実しています。
一方で、本体サイズは約421×710×347mm、重量は約22.8kgです。
小型・軽量なBluetoothスピーカーを求めている人よりも、設置スペースを確保でき、重低音や迫力のあるサウンド、イベントでの使いやすさを重視する人に向いています。
「持ち歩きやすさよりも、迫力のあるサウンドを楽しみたい」「自宅だけでなくパーティーやイベントにも使いたい」という人は、SRS-ULT700を検討してみてはいかがでしょうか。
SRS-ULT700の最新価格や在庫状況は、以下から確認できます。


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