毎日の洗濯、できれば「短時間で」「しっかりきれいに」「設置もしやすく」済ませたいですよね。そんな願いに応えて登場した、 アイリスオーヤマ の「OSH fit(オッシュ フィット)シリーズ」。今回は、その中から [アイリスオーヤマ OSH fit ITW‑60B01](6kgタイプ) と [アイリスオーヤマ OSH fit ITW‑50B01](5kgタイプ) を、女性目線・やさしい口調で、初心者の方にもわかりやすく、丁寧に比較していきます。洗濯機を買い替えようかな、と考えている方、容量で迷っている方、ぜひゆっくり読み進めて、あなたにぴったりの1台を見つけましょう。
はじめに:ITWシリーズが人気の理由
アイリスオーヤマ洗濯機が注目される理由とは?
アイリスオーヤマ の “OSH(オッシュ)” シリーズは、名前の通り「O型の大きな投入口(O)+WASH(洗う)」を掛け合わせた製品名で、洗いやすさ・使いやすさにこだわっています。さらに、「ガチ落ち極渦洗浄」といった新設計の洗濯槽によって、しつこい汚れもしっかり落とせる点が評価されていて、ファミリー世帯から単身者向けまで幅広く人気です。
また、最近のライフスタイルでは「スキマ時間でサッと洗いたい」というニーズも高まっており、特急(1kg)コースなど“短時間洗濯”にも対応しています。
この記事で比較するポイント
今回は、以下のようなポイントを中心に比較します:
- 容量・サイズ・価格などの基本スペック
- 洗濯性能(洗浄力・すすぎ・脱水など)
- 使いやすさ・お手入れのしやすさ
- 容量別の選び方とおすすめのシーン
- 価格・コストパフォーマンス、設置面の注意点
- 実際の口コミ・評判、他社との比較
これらをひとつひとつ丁寧にチェックしていくので、「どちらにしようか迷ってる…」という方も安心して読み進めてくださいね。
こんな人に読んでほしい(ライフスタイル別)
- 一人暮らし、または二人暮らしで「5〜6kg容量を迷っている」方
- 洗濯機が古くなって買い替えを検討中の方
- 洗濯にかける時間を少しでも減らしたい、時短を叶えたい方
- 洗濯機置き場が狭めで、設置サイズや奥行を気にしている方
ITW‑60B01とITW‑50B01の基本情報
スペック早見表(容量・サイズ・価格)
まずは両機種の主な違いを整理します。
- 容量:ITW‑60B01 約6.0kg、ITW‑50B01 約5.0kg。
- 定格消費電力:ITW‑60B01 400W/440W(50/60Hz)、ITW‑50B01 390W/430W。
- 運転時間(標準コース):ITW‑60B01 約36分、ITW‑50B01 約35分。
- 価格(実売):ITW‑60B01 約¥36,810~、ITW‑50B01 約¥34,810~。
- 外形寸法や質量、カラー展開は基本的に共通。
発売時期・モデルチェンジの背景
「OSH fit」シリーズとして、両機種とも2025年10月17日に発売開始とされています。モデルとしては新しいため、最新設計の洗濯槽や時短コースなどが盛り込まれており、従来機種から洗浄力・使いやすさのアップグレードがなされています。
デザイン・カラー・操作パネルの違い
両モデルは「ホワイト」と「ブラック」のカラー展開があります。外見上の差異はほとんどなく、操作パネルなども共通仕様が中心で、「どちらを選んでもデザイン的には大きな違いを感じない」と言えます。つまり、容量が主な選択基準になります。
共通して搭載されている基本機能
- 「ガチ落ち極渦洗浄」:強い渦をつくり、こびりついた汚れも落としやすく。
- 特急(1kg)コース:化繊衣類を約1kgまでなら「約9分」で洗濯~脱水可能。
- 脱水時の静音設計:両機種とも洗濯時36dB、脱水時46dB と比較的静か。
- サイズ感や質量もほぼ同じ(幅・奥行・高さ/質量 約28kg)で、設置性も大差なし。
洗濯性能を徹底比較
洗浄力:汚れ落ちとガンコ汚れへの対応力
両モデルとも「ガチ落ち極渦洗浄」を搭載しており、頑固な汚れにも対応という点では共通です。渦流で衣類を内外にかくはんする構造により、日常のシミ・醤油・コーヒーなどの汚れにも強い設計です。
容量が異なることで「1回あたりに入る衣類量」が違いますから、多く量を入れすぎると汚れ落ちに影響する可能性があります。つまり、6kgタイプを選んだ場合でも適量で使うことが、洗浄力を最大限発揮するコツです。
すすぎ・脱水性能の違い
公式仕様としては両モデルとも「標準コース35~36分」「定格使用水量などはほぼ同等」なので、すすぎ・脱水の仕組みに大きな差は見られません。ただし実際の使用では「容量が多い方」は多少衣類が詰まり気味になりやすいため、脱水時の偏りや振動にも注意が必要です。脱水音も同じ46dBという数値ですが、設置環境によって体感が変わるかもしれません。
洗剤自動投入の使いやすさと精度
この両モデルには「洗剤自動投入機能」は搭載されていないため(仕様に記載なし)、「使いやすさ」は容量・操作性・掃除のしやすさを重視しましょう。自動投入がない分、自分で洗剤の量を調整する手間はありますが、初心者の方でも「洗剤の目安量を守れば」十分に洗えます。
節水性能と水道代の目安
仕様では、ITW‑50B01の「標準使用水量」が94Lという記載があります。一方、ITW‑60B01は同シリーズ6kgタイプとして97Lという記載もあります。つまり、容量が増えると水使用量もわずかに増加。少人数で使うなら5kgタイプで水道代・電気代を少しでも抑えるという選び方も理にかなっています。
静音性(運転音・脱水音)の違い
先ほど触れた通り、両モデルとも運転時36dB/脱水時46dBという数値で、音の静かさではほぼ差がありません。ただし、実際に体感する静音性は“設置場所”“床の振動”“洗濯槽のバランス”によって変わるため、設置時には「水平調整」や「防振マット」を活用することをおすすめします。
乾燥・風乾燥機能の実力
スペック上、「風乾燥」コースの記載があります(例:ITW‑50B01 に風乾燥あり)が、ヒーター乾燥付きのドラム式などと比べると“乾燥時間”や“仕上がり”では差があります。もし「乾燥まで洗濯機1台で完結したい」と考えているなら、別売りの乾燥機能付き機種も視野に入れましょう。
使いやすさとお手入れ性
槽洗浄機能やカビ対策の有無
洗濯槽内部のカビやにおい対策は、長く使うために重要です。両機種とも「ガチ落ち極渦洗浄」で洗浄力に優れていますが、槽洗浄専用コースの詳細な記載は明記されていません。従って、使用後は扉を開けて内部を乾かしたり、定期的なメンテナンス洗浄剤を活用することをおすすめします。
フィルター掃除やメンテナンス性
シリーズ仕様には「スリム糸くずフィルター」で、脱水時の遠心力でネット部に糸くずがたまりにくく、掃除がしやすい構造と紹介されています。フィルター掃除が面倒だと使うのがストレスになりがちなので、このような配慮は嬉しいポイントです。
操作パネル・表示部の見やすさ
デザイン的にはシンプルで扱いやすいパネルが採用されており、初心者でも迷いにくい操作系になっています。「標準」「おこのみ」「お急ぎ」「手洗い」など、コース選択も分かりやすく表示されています。
フタ開閉のスムーズさと耐久性
縦型洗濯機として、上蓋タイプです。使用頻度が高いため「フタの開閉が軽い」「ヒンジがしっかりしてる」などは日常でのストレス軽減につながります。購入時には「開けるときの角度」「指の挟まりにくさ」など、実店舗で体感してみると安心です。
容量別の選び方とおすすめシーン
ITW‑60B01(6kg)はこんな家庭におすすめ
6kgモデルのITW‑60B01は、例えば――
- 二人暮らし以上、または洗濯頻度が少し多めのご家庭
- 子どもや家族がいて毎日複数枚を洗う必要がある場合
- 毛布や大きめの洗濯物をたまに洗いたい方
容量に余裕があるため、「まとめ洗い」で一気に片付けたい」「少し大型のものも一緒に洗いたい」という方には心強い選択です。
ITW‑50B01(5kg)は一人暮らし・ワンルーム向き
5kgモデルのITW‑50B01は、例えば――
- 単身者、一人暮らしの方、または二人でも洗濯量が控えめな場合
- 洗濯機置き場が狭めな住まい(1R・ワンルーム)でスペース優先したい方
- 水道代・電気代を少しでも抑えたい方
容量が控えめですが、その分「設置しやすさ」や「ランニングコストの軽さ」でメリットがあります。
容量選びの目安(人数・洗濯頻度別)
―1人暮らし:5kgあれば十分。毎日使うなら5kgでも問題なし。
―2人暮らし:5kgでも回せますが「まとめて洗いたい」「毛布なども洗いたい」なら6kgが安心。
―3人以上または家族世帯:6kg以上を検討した方が安心です。
洗濯物の種類・生活スタイルに応じた選択
例えば、スポーツやアウトドアが趣味で洗濯物が多かったり、大きめの布団カバーを洗うことがあるなら6kgを選んだ方が後悔が少ないでしょう。一方、「毎日少量ずつ」「コインランドリーで大物も対応してる」というなら5kgで暮らしやすさ重視も十分アリです。
価格・コスパ・電気代の比較
実売価格・セール価格の違い
実売価格では、ITW‑60B01が約 ¥36,810~、ITW‑50B01が約 ¥34,810~という情報があります。つまり、容量1kgの差で価格差が少なめなので、「容量アップするだけでこの価格差なら」と感じる方も多いかもしれません。
電気代・水道代を含めたランニングコスト
水使用量では 5kgモデルが94L、6kgモデルが97Lという仕様が書かれています。消費電力もわずか差なので、毎日の使用を考えたとき「長期的なコスト差」はそこまで大きくないかもしれません。ただし、「少量洗い」が多いなら5kgモデルの方が有利でしょう。
耐久性とメーカー保証・修理サポート
新モデルであるため、メーカー保証や修理サポートも整っていると考えられます。購入時には「保証内容」「設置サービス」「アフターサポート」をしっかりチェックしておくと安心です。
コスパ重視派 vs 機能重視派:どっちを選ぶ?
- コスパ重視 → 「5kgで十分」「価格を抑えて日常使いをシンプルに」
- 機能重視・容量重視 → 「6kgで余裕を持って」「将来的な洗濯量増にも備えたい」
設置性・サイズ感の比較
寸法・設置条件・搬入経路の確認
仕様では、両モデルともホース含む寸法「幅約540×奥行535×高さ895mm」、質量約28kgとなっています。設置スペースがこのサイズをクリアしているか、搬入経路(エレベーター、階段、玄関)も要確認です。
脱衣所・ベランダなど設置場所別の注意点
- 脱衣所:床の防水パンサイズが入るか、横幅・奥行に余裕があるか。
- ベランダ:防水仕様やホースの長さ、屋外設置時の注意点など。
- ワンルーム:幅50cm程度とコンパクトなので狭めの場所にも収まりやすいです。
奥行・高さ・フタ開閉方向のチェック
奥行535mmは、バックヤードや壁からのスペースも少し余裕を見た方が安心。上開きフタなので、天井高や扉の開け閉め時のクリアランスも確認しましょう。
狭いスペースでも設置できるか?
設置スペースが狭い場合、「5kgモデル」のほうが心理的にも安心感があります。ただし、幅・奥行自体に大差はないため、「容量優先」か「スペース優先」かを明確にしておくのがポイントです。
口コミ・評判を徹底調査
ITW‑60B01の良い口コミ・悪い口コミまとめ
現時点での口コミはまだ少なめですが、「容量が6kgあり余裕がある」「デザインがスッキリしている」と好評の声があります。一方、「運転音が心配」「設置スペースが思ったよりギリギリだった」という意見も少数ですがあります。設置場所をしっかり確認すれば安心です。
ITW‑50B01の評判・満足度は?
5kgモデルについては「一人暮らしにちょうどいい」「操作が簡単で使いやすい」という声が多く、新モデルならではの“時短コース”搭載も評価されています。逆に「もう少し大きい方が良かったかも」という声があるので、容量の見定めがカギです。
「壊れやすい」「音がうるさい」は本当?
静音性の仕様は両モデルとも同等で、明記されています。「壊れやすい」といった評価は今のところ特に目立たず、むしろ新モデルとして評価が良い傾向です。ただし、長期使用のレビューはこれから出てくるため、購入後もメンテナンスを怠らないことが重要です。
アイリスオーヤマのサポート体制と安心感
アイリスオーヤマは国内メーカーとしてサポート体制が整っており、公式サイトでも取扱説明書・保証情報・修理見積もりなどが掲載されています。「国内ブランド」という安心感も、初めて洗濯機を買う方には大きなポイントとなるでしょう。
他メーカーとの比較(参考情報)
パナソニック・日立など同クラス機種との違い
例えば、同容量クラスの他社モデルでは「自動投入機能付き」や「ドラム式」で乾燥機能が強化されているものもあります。ですがその分価格が上がる傾向にあります。OSH fitの魅力は「価格を抑えつつ、時短・洗浄力・容量バランスを取っている点」にあります。
アイリス製品の強みと弱みを分析
強み:手頃な価格設定、最新設計の洗濯槽、時短コース、コンパクト設置に向いている。
弱み:乾燥性能や自動投入など「上位機能」を求めると物足りない可能性あり。
コスパ面で見る立ち位置
5kg・6kgという容量・価格帯で「最新モデル」「時短対応」「国内ブランド」という条件を満たしている点で、非常にコスパが良い部類に入ると言えます。だからこそ「容量選び」の見極めが大切です。
比較まとめと選び方のポイント
ITW‑60B01とITW‑50B01の違いまとめ表
| 項目 | ITW‑50B01(5kg) | ITW‑60B01(6kg) |
|---|---|---|
| 容量 | 約5.0kg | 約6.0kg |
| 定格消費電力 | 390/430W | 400/440W |
| 運転時間(標準) | 約35分 | 約36分 |
| 実売価格の目安 | 約 ¥34,810~ | 約 ¥36,810~ |
| 水使用量目安 | 94L | 97L |
どんな人にどちらがおすすめか
- 5kgモデル(ITW‑50B01):一人暮らし、洗濯量が少なめ、設置スペースが狭め、価格を抑えたい方におすすめ。
- 6kgモデル(ITW‑60B01):二人暮らし以上、洗濯する量が少し多め、将来的なゆとりを持ちたい方におすすめ。
購入前に確認しておきたい3つのポイント
- 設置スペース:幅・奥行・高さ・搬入経路を必ず確認。
- 容量の見極め:自分の洗濯頻度・洗濯物量を思い返して、「毎回満タン近く」なら6kg、「少ししか入れない」なら5kgでOK。
- 使う目的・ライフスタイル:時短を重視するか、まとめ洗いを重視するか、乾燥機も使うか等、用途を明確に。
結論:あなたに最適な洗濯機はどっち?
総合評価とおすすめモデル
本当にどちらも「使いやすさ・性能・コスパ」のバランスが優れており、どちらを選んでも“失敗しにくい”機種と言えます。初心者〜女性ひとり暮らしなら5kgモデル(ITW‑50B01)がやさしく入り口としてベスト。二人以上・将来を見据えた安心を重視したいなら6kgモデル(ITW‑60B01)が安心です。
買って後悔しないためのアドバイス
購入後に「大きすぎてスペースが窮屈」「毎回少量しか入れられずもったいない」という後悔がないよう、容量と生活スタイルのマッチングを丁寧に行いましょう。また、設置時の水平調整・防振対策・フィルター清掃など“使い始め“が肝心です。
今後の新モデルや上位機種への期待
もし「さらに乾燥機能付き」「ドラム式」「自動投入付き」といった上位機能を求めるなら、アイリスオーヤマ含む他メーカーの上位モデルも視野に入ってきます。ですが「価格と性能のバランス」を重視するなら、今回の2機種は非常に魅力的な選択です。


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