最新のスチームオーブンレンジ、パナソニック「NE‑BS8D」は2025年6月1日発売。型落ちモデルの「NE‑BS8C」は2024年6月1日発売で、価格も約2.2万円安い約64,800円から。両モデルは庫内容量30Lや大火力ヒーター、両面グリル、スチーム機能など基本スペックで共通しつつ、細かな機能や使い勝手で違いがあります。本記事では加熱機能、メニュー数、スチーム性能、口コミ評価、価格ポイント、手入れのしやすさまで詳細比較。どちらを選ぶべきか、使用シーン別に詳しく解説しますので、購入検討中の方はぜひご一読ください。
最新機種NE‑BS8Dと型落ちNE‑BS8Cの概要
項目 | NE‑BS8D | NE‑BS8C |
---|---|---|
発売日 | 2025年6月1日 | 2024年6月1日 |
価格 | 87,120円~ | 64,800円~ |
レンジ出力(手動) | 1000・600・500・300・150W、300Wスチーム | 800・600・500・300・150W、300Wスチーム |
レンジ出力(自動) | 1000W(最大5分、切り替え後600W) | 1000W(最大5分、切り替え後700W) |
自動メニュー数 | 153(130) | 181(95) |
ワンボウルメニュー | パスタ、煮物、スープ、やみつき野菜、凍ったまま | 煮物、凍ったまま |
スチーム性能 | 標準スチーム | スピードスチーム機構、低温スチーム対応 |
凍ったままグリル | 4メニュー | 5メニュー |
少量加熱 | なし | エリア加熱(最大650W) |
トースト調理時間 | 約5分11秒 | 約5分15秒 |
自動お手入れ | 庫内スピード/しっかり掃除、脱臭、水抜き、クエン酸洗浄 | 庫内/天井オートクリーン、脱臭、洗浄、水抜き、クエン酸洗浄 |
庫内灯 | 1ヶ所 | 2ヶ所 |
重量 | 19.0kg | 19.6kg |
年間消費電力量 | 72.0kWh | 70.2kWh |
NE‑BS8Dの特徴と仕様
NE‑BS8Dは最新モデルとして、レンジ出力が1000W(手動時も同)で、手動出力が豊富(1000・600・500・300・150W+300Wスチーム)。掲載自動メニュー153種類(取説レシピ130)と、ワンボウルでパスタやスープ、自動調理可能なメニューが追加されました。また庫内灯が1箇所になり、重量約19.0kgと軽量化。自動お手入れ機能(水抜き/クエン酸洗浄等)も搭載し、トースト両面焼き11秒短縮など進化しています。
NE‑BS8Cの特徴と仕様
型落ちNE‑BS8Cはレンジ最大1000W・切替後700W。手動出力は800Wまであり、少人数向けエリア加熱機能搭載。掲載レシピ181種類(自動メニュー95)。スピードスチーム搭載で高温スチーム調理に強く、庫内灯2箇所、自動お手入れ(天井オートクリーン含む)のフル装備。重量は19.6kg。トーストに15秒かかる一方、調理バリエーションや省エネ性能に優れています。
NE‑BSシリーズの共通機能
両モデル共通で、大火力平面ヒーター+ヒートグリル皿による両面グリル、70〜300℃オーブン、フッ素庫内、スチーム機能(過熱水蒸気+スチームプラス)、30〜65℃発酵、インバーター、スイングサーチ赤外線センサー、自動解凍、脱臭、待機電力ゼロ、省エネ設計など高機能を網羅。庫内寸法・外形・電源仕様も同一です。
NE‑BS8DとNE‑BS8Cの機能比較
加熱と調理機能の違い
NE‑BS8Dは手動でも最大1000Wの高出力が可能で、素早い温めや調理に対応しています。これにより、冷凍ごはんの再加熱やお惣菜の温めでも時間短縮が期待できます。一方、NE‑BS8Cは自動調理時に最大1000Wの後、700Wに切り替わる仕組みで、出力の持続性にやや差があります。ただし、NE‑BS8Cには「少量時短加熱」機能があり、1人分など少量の料理をエリアごとに集中加熱できる利便性があります。トーストの調理時間に関しては、NE‑BS8Dが約5分11秒、NE‑BS8Cが約5分15秒と4秒ほどの差ですが、実使用で気になる差ではありません。また、本体重量もNE‑BS8Dが0.6kg軽く、設置や移動時の取り扱いやすさが向上しています。加熱性能ではNE‑BS8Dが全体的に優れており、時短を求める方に適しています。
スチームとグリルの性能比較
スチーム機能では、NE‑BS8Cが「スピードスチーム機構」を採用しており、スチームが素早く庫内に充満。これにより、野菜の蒸し調理や魚のふっくらとした仕上がりに違いが出ます。特に蒸し物や茶碗蒸しのような繊細な料理において、この高温スチームは効果を発揮します。また、温度調整機能が100℃・95~60℃の範囲で可能なため、低温調理にも対応可能です。一方のNE‑BS8Dは従来のスチーム構造を踏襲しており、基本的な蒸し調理はこなせますが、調整幅はNE‑BS8Cに軍配が上がります。
グリル性能は両モデルともに「大火力平面ヒーター+両面グリル構造」を採用しており、外はパリッと、中はふっくらとした焼き上がりを実現します。冷凍食材を解凍せずに調理できる「凍ったままグリル」機能では、NE‑BS8Cが5メニューに対応、NE‑BS8Dは4メニュー対応とやや少なめです。日々の食事を簡単に仕上げたい方には、より幅広い調理が可能なNE‑BS8Cが便利です。
自動メニューとワンボウル機能の利便性
NE‑BS8Dは自動メニュー153種類(うち自動130)を搭載しており、特に「ワンボウルメニュー」の強化が目立ちます。これには、パスタ、煮物、スープ、やみつき野菜、凍ったままワンボウルといった、材料をひとつのボウルに入れるだけで簡単に一品が作れる便利な機能が揃っています。特に忙しい平日の夕食や、簡単に済ませたい昼食時などに重宝します。加えて、「10分~20分メニュー」もあり、時短調理を徹底サポートします。
一方、NE‑BS8Cは自動メニュー95種類・掲載レシピ181種類と、レシピの幅広さが魅力。ワンボウル機能は「煮物」と「凍ったままワンボウル」の2種のみですが、スチームやオーブン機能を駆使した本格的な料理にも対応できます。料理の工程を楽しみながら、しっかりとした食事を作りたいという方にはNE‑BS8Cの多彩なレシピがフィットします。
口コミで見るNE‑BS8DとNE‑BS8Cの評価
最新モデルNE-BS8Dの評判
発売直後のレビューでは 「高火力の両面グリルが予熱なしでスピーディに焼ける」 と大好評です。特に“グリルでの火加減調整の新設計”に対し、「裏返さずすばやく焼き上げられる」「忙しい朝にも便利」 といった声が見られます。
液晶ディスプレイも大型でバックライト付きとなり、「直感的なダイヤル操作ができてスッと使いやすい」 と高評価。さらに、ヨドバシやJoshinでも「お惣菜やお弁当の加熱が最大38%短縮」 と紹介されており、“時短性能”がユーザーから非常に期待されています。
まとめると、NE‑BS8Dは調理速度と操作性の高さに注目が集まっていて、“日々の家事を効率化したい”家庭に特に支持されているモデルです。
型落ちNE-BS8Cの評判
実売から1年ほど市場に存在するNE‑BS8Cには、多くのポジティブな口コミが蓄積されています。「焼き魚やハンバーグが外はこんがり中はジューシーに仕上がる」など、食材本来の味を引き出す点が高く評価されています。
操作性についても「ボタンが少なくて直感的」という声が多く、価格.comでは「前のレンジに比べて操作が簡素でわかりやすい」とのレビューが寄せられています。また、「加熱ムラが少なく食材が均一に仕上がる」という点が、パンやお菓子に使う際の安心感につながっています。
良い評価だけでなく、「庫内上段と天井の距離が狭く、窯伸びが心配」という指摘もありますが、これは普段使いで大きな問題にはならないようです。
総体として、NE‑BS8Cは“料理の仕上がり重視派”や“操作の簡便さを求める家庭”に根強い支持があるモデルといえます。
ユーザーの口コミから見える使い勝手
両モデルとも「直感操作しやすく、サイズ感・デザイン性に優れている」という声が共通しています。手軽に使える設計で、料理初心者から上級者まで幅広く評価されています。
料理の仕上がりに関しては、魚・肉・パン系メニューで“ふっくら&パリッと”した仕上がりが共に好評です。特にNE‑BS8Cは「焼きムラが少ない」との評価が多く、本格調理派に人気。一方でNE‑BS8Dは自動メニューや時短面での評価が高く、“忙しい人向けの機能重視”で選ばれている印象です。
総じて、操作性と調理品質の両立を狙うならNE‑BS8C、時短や手軽さを際立てたいならNE‑BS8D、というニーズに応じた選択が人気のようです。
価格比較とコストパフォーマンス
NE‑BS8Dの価格と価値
NE‑BS8Dは2025年6月発売の最新モデルで、価格は87,120円前後からスタートしています。特徴的なのは、「ワンボウル調理」や「10~20分で完成する時短メニュー」、「凍ったままグリル」など、日常の調理をより手軽・短時間で行える新機能が豊富に搭載されている点です。また、手動出力でも1000Wが使用できる点や、コンパクトかつ軽量(19kg)な本体設計も、使い勝手の良さに貢献しています。
さらに、自動お手入れ機能も充実しており、スピード洗浄・脱臭・水抜き・クエン酸洗浄など、メンテナンスの手間を軽減する工夫が随所に見られます。これらの最新技術・利便性を含めて考えると、多少価格が高くても「時短調理」や「操作性の良さ」を重視する家庭には十分納得の価格といえるでしょう。
NE‑BS8Cの価格と価値
NE‑BS8Cは2024年6月に発売された前モデルで、現在の価格は64,800円前後\搭載されている機能の豊富さと調理の仕上がりの良さです。特に「スピードスチーム機構」は、短時間で高温スチームを発生させることで、蒸し料理や焼き物の仕上がりをふっくらとさせる効果があります。
また、「低温スチーム」や「少量エリア加熱」といった調理の自由度が高い機能があるため、パン作りやじっくり煮込む料理など、本格派調理にも向いています。掲載メニュー数も181種類と多く、レシピの幅も広いため、調理の楽しさを重視する家庭にとっては非常にコスパの良いモデルです。
コストパフォーマンスを考える
NE‑BS8DとNE‑BS8Cの価格差はおよそ22,000円\「手軽さ」「効率」を追求した機能が魅力で、忙しい毎日を過ごす家庭には非常に有用です。
一方、NE‑BS8Cはやや安価ながら、スピードスチームや豊富なレシピ、少量調理への対応など、「調理の質」「多機能性」を求める家庭にとっては抜群のコストパフォーマンスを誇ります。価格だけを見ればNE‑BS8Cが割安に映りますが、時短重視や最新機能への価値を見出せるなら、NE‑BS8Dに投資するのも賢い選択です。
つまり、「日々の料理を簡単・早く済ませたい」ならNE‑BS8D、「価格を抑えても機能は充実していてほしい」ならNE‑BS8Cという使い分けがベストです。
手入れと使い勝手のポイント
NE‑BS8Dの手入れ方法
NE‑BS8Dは、忙しい人でも手間なく清掃できるように設計されたシンプルで効率的な手入れ機能が魅力です。具体的には、「スピード掃除」と「しっかり掃除」の2モードがあり、使用頻度や汚れの度合いに応じて選択可能。加えて、使用後のニオイを軽減する脱臭機能、庫内に残った水を排出できる本体水抜き機能、水垢対策としてのクエン酸洗浄モードなど、衛生管理にも配慮されています。
庫内灯は1か所のみですが、明るさは十分確保されており、調理中や清掃時に庫内の様子が見やすく、作業のしやすさに影響はありません。また、NE‑BS8Dは軽量設計(19kg)のため、移動や設置時の掃除も比較的容易。全体として、簡潔ながらも必要なメンテナンス機能がしっかりと揃っているモデルです。
NE‑BS8Cの手入れ方法
NE‑BS8Cは、清掃機能がより充実しており、しっかり掃除したいユーザーに向けた仕様が特徴です。庫内だけでなく天井部分にもオートクリーン加工が施されており、特にグリル調理などで跳ねやすい汚れを防ぎ、拭き取りの手間を減らします。
また、「脱臭」「水抜き」「クエン酸洗浄」といった基本的な機能に加え、スチーム使用後に必要となるスチーム用水受け皿も用意されており、各部の洗浄性に優れています。調理の自由度が高く、多くのメニューを使いこなすユーザーほど庫内の使用頻度も高くなるため、こうした清掃機能は大きな安心材料となります。
NE‑BS8Cは少し重量がある(19.6kg)ため移動はやや大変ですが、長期間きれいに使い続けたい方、調理後のメンテナンスも大切にする方にとっては理想的な構造です。
ユーザーが重視する操作性
NE‑BS8D・NE‑BS8Cともに、大型ホワイトバックライト付き液晶パネルを搭載しており、視認性に優れ、夜間や明るくない場所でも操作がしやすいです。また、操作系はタッチパネルではなく押しボタン+ダイヤル式のため、アナログ感覚で使える点が高く評価されています。
赤外線を使ったスイングサーチセンサーも両機に共通搭載されており、食品の分量や温度を自動で検知し、ムラなく加熱することで、「温めすぎ」「冷たいまま」といった失敗を防いでくれます。
口コミでは「ボタン数が少なく、迷わず操作できる」「初めて使う人でもメニューがわかりやすい」といった意見が多く、操作性に関しては両機種とも非常に高い満足度を得ています。どちらを選んでも、「毎日ストレスなく使える」点で安心です。
どちらを選ぶべきか?購入のアドバイス
自宅の用途に応じた選び方
NE‑BS8Dは短時間調理を重視する家庭に非常に適しています。たとえば、「朝はとにかく忙しい」「仕事帰りにサッと1品仕上げたい」といったライフスタイルの方には、ワンボウルメニューや短縮加熱機能が非常に有効です。ボウル1つでパスタやスープが完結するため、調理器具も最小限で済み、洗い物の負担も軽減されます。
一方、NE‑BS8Cは家族みんなで色々な料理を楽しみたい方におすすめ。掲載メニュー数が181種類と豊富で、和洋中、スイーツなど多彩なレシピがそろっており、毎日の献立に困らない点が魅力です。さらに、スピードスチームやグリル機能を活用することで、魚料理や蒸し料理の仕上がりも本格的になります。
つまり、時短・手軽さを求めるならD、メニューの幅広さと仕上がり重視ならCがそれぞれの用途に合った選択といえるでしょう。
予算に応じた選び方
NE‑BS8Cは約64,800円と、NE‑BS8D(約87,120円)と比較して2万円以上安価。必要十分な機能を備えつつ、価格を抑えたい方には非常にコストパフォーマンスの良い選択です。料理の質にもこだわりつつ、価格重視で機種を選びたい方にはNE‑BS8Cが断然おすすめです。
一方、NE‑BS8Dは最新モデルとしてやや高めの価格帯ですが、そのぶん最新の時短機能や自動調理メニューが増加しており、機能性の進化をしっかり感じられる構成です。普段から電子レンジを多用し、「使うたびにストレスを減らしたい」と思う方には、その価格に見合った価値を感じられるでしょう。
つまり、予算を優先するならC、投資の価値を重視するならD、というのが明確な選び方のポイントです。
新しい機能の必要性から考える選択肢
NE‑BS8Dは、忙しい現代人向けに設計された「10~20分メニュー」や「ワンボウル調理」といった時短調理に特化した機能が満載。これらの機能は、これまでレンジをあまり活用していなかった人でも、「簡単にもう1品作れる」「加熱の手間が大幅に省ける」といったメリットを感じられるものです。
一方、NE‑BS8Cには、スチーム機能を高速で立ち上げる「スピードスチーム」や、1人分の料理を効率よく温める「少量エリア加熱」など、すでに料理に慣れている人や調理の工夫を楽しみたい人にうれしい機能が搭載されています。これらの機能があれば、こだわり料理も、時短料理もどちらも対応可能です。
つまり、「とにかく簡単に、失敗なく料理したい」ならD、「すでに料理習慣があり、必要機能はそろっている」と感じるならCというように、使い方に応じて必要な機能が揃っているモデルを選ぶことが重要です。
まとめ
最新モデルNE‑BS8Dは、新たな自動メニューやワンボウル・時短加熱、軽量化など「手軽さと短時間」を重視する人に最適。対して型落ちNE‑BS8Cは、スピードスチームによる調理品質、豊富なレシピ、自動お手入れ機能、省エネ性に優れ、コスパ重視で本格仕様を求める方におすすめです。差額約22,000円の価値をどう捉えるか、使い方と予算に合わせて、ご自身に最適な一台を選んでみてください。
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