日々のニュースやラジオ番組をもっと快適に楽しみたいあなたにぴったりな一台が登場しました。家庭でも災害時でも頼れる、ステレオスピーカー&LEDライト付きで、さらに“人の声をくっきり”聴けるという嬉しい機能まで備えた新モデル、東芝のAX‑SHR70。今回は、初心者の方でもわかりやすく、使い方から実際のレビューまで丁寧にご紹介します。ゆったりと、安心して読んでいただける内容になっていますので、どうぞリラックスしてご覧くださいね。
はじめに
本製品とは?
まずは、AX‑SHR70がどんな製品かを優しくご説明します。
このラジオは、ブランド名としては「AUREX(オーレックス)」という東芝(TOSHIBA)ライフスタイルのシリーズに属し、「LEDライト付きホームラジオ」であることが大きな特徴です。
発売時期は2025年10月上旬。価格の目安は8,470円〜です。
機能面では、ニュースやトーク番組の声が明瞭に聞こえる「声くっきり機能」、左右に配置された8cmスピーカーで “大音量ステレオ設計” を実現。加えて、側面に「強/弱」の2段階LEDライトを搭載し、非常時や暗い場所でも頼れる仕様です。
電源はUSB‑ACアダプターだけでなく、単2形乾電池3本でも駆動可能。アウトドアや災害備えとしても使いやすい設計です。
この記事の目的と対象読者
この記事の目的は、AX‑SHR70の “使い方” を初心者の視点で丁寧に解説しながら、その魅力をしっかりお伝えすることです。
対象読者は、
- 家でラジオ番組(ニュース・トーク)をもっとクリアに聴きたい方
- 夜や深夜に小音量でも声を聴き取りやすいラジオを探している方
- 災害時や非常時に備えて使える家電が気になる方
- “ラジオ初心者”で、専門用語が少ない説明を求めている方
こういった方々に向けて、分かりやすく、安心して読めるスタイルでご紹介します。
“声くっきり機能” とは?その評判の理由
この「声くっきり機能」が、AX‑SHR70が“選ばれる理由”のひとつです。
通常、ニュースやトーク番組では“人の声”が主役ですが、音量を上げられない夜や静かな環境で聞くと、背景音や音楽に声がかき消されてしまうことがあります。そこでこの機能が活躍。“声”の帯域を強調して、聞き取りやすくしてくれます。
実際、販売情報でも「人の声がはっきり聴こえる」という説明が出ており、静かな夜でも安心してラジオを楽しめるという点が好評です。
つまり、夜のリラックスタイムや就寝前、小音量で番組を楽しみたい時などに特にありがたい機能と言えそうです。
主な特徴とスペック
スペック早見表(主要項目まとめ)
まずはスペックをざっと一覧にして、どんな性能を持っているかを確認しましょう:
- 受信周波数:FM 76.0〜108.0MHz、AM 522〜1,620kHz
- スピーカー:φ8.0cm(4Ω)×2
- 実用最大出力:2,000mW×2(ACアダプター使用時)/乾電池使用時では1,800mW×2
- 電池持続時間(東芝アルカリ乾電池/単2形×3本使用時): FM受信時 約140時間、AM受信時 約160時間
- LEDライト点灯時間:強モード 約200時間、弱モード 約800時間
- 外部入力動作時間:約350時間(3mW+3mW出力時)
- 外形寸法:229(幅)×121.5(高さ)×72(奥行)mm(突起物含む)
- 本体質量:約805g(乾電池含む)/約605g(乾電池含まず)
このように、ラジオとしての基本性能に加えて“ライト”“声くっきり”“外部入力”といった多機能性が備わっています。
デザインと使いやすさのポイント
AX‑SHR70は、リビングや寝室に置いても違和感のない落ち着いたデザインで、カラーはブラック(型番 AX‑SHR70(K))が主流です。
前面に大きなスピーカーグリルが左右にあり、中央に表示パネル、背面・側面には操作ボタンや端子が配置されています。
操作ボタンは直感的で、FM/AM切り替え、お好み選局ボタン、音量調整、ライト切り替えなどが手元でわかりやすくまとめられており、ラジオ初心者でも迷いにくいでしょう。
また、バックライト付きの液晶表示で暗い場所でも見やすく、LEDライトが側面にあることで“電源オフ時にも懐中電灯代わりに使える”といった安心感もあります。
重さは約805gとややしっかりしていますが、肩ベルトが付属しており(USBケーブル・ACアダプター・肩ベルト・取扱説明書付き)なので置き場所や移動にも配慮されています。
LEDライト&災害備えとしての機能
側面に備えられたLEDライトは強・弱の2段階切り替えが可能で、強モードで約200時間、弱モードで約800時間の連続点灯が可能です。
つまり、夜間の読書や、部屋の中で明かりを少し灯したいとき、あるいは非常時・停電時にも大きな安心材料になります。
さらに、ラジオとして電池駆動が可能という点も、停電時の音による情報取得や、災害時の「声」=情報を聞き逃さないという意味で意味があります。
「おやすみタイマー(90分)」機能も備えており、小音量で夜間ラジオを聴きつつ、寝落ちしても自動で電源オフになる安心設計です。
外部入力・イヤホン出力など便利な端子類
こちらの機種には、3.5mmステレオミニジャックの“外部入力端子”と“ヘッドホン出力端子”が備わっています。
外部入力を使えばスマホなどの音源をこのラジオスピーカーで再生可能ですので、単なるラジオ以上に使い方の幅が広がります。
また、夜静かに聴きたいときにはヘッドホン出力を使って個人で楽しむこともでき、家族と時間帯をずらして使いたい場合にも便利です。
使い方と操作方法
電源の切り替え・乾電池/USB給電の準備
まず初めに電源の準備から。AX‑SHR70は「USB‑ACアダプター」からの給電と「単2形乾電池3本(別売)」からの駆動、二つの電源方式に対応しています。
USB給電を使う場合:付属のUSB電源ケーブルとUSB‑ACアダプターを本体に接続し、家庭用コンセントに差し込みます。
乾電池使用の場合:裏面の電池ボックスを開け、単2形乾電池3本を正しい方向にセットします。乾電池使用時の持続時間も、FM受信が約140時間、AM受信が約160時間と表記されています。
設置場所は、スピーカーが塞がれないよう、ある程度空間がある場所を選ぶと音がクリアに聴こえます。
ラジオ受信(FM/AM)とお好み選局ボタンの使い方
電源が入ったら、受信したい放送帯(FMまたはAM)を選びます。FMは76.0~108.0MHz、AMは522~1,620kHzです。
大きなチューニングダイヤルまたはボタンでお好みの放送を探し出します。初めての方は、ラジオ局がよく入る時間帯(ニュース番組の時間など)を狙うとスムーズです。
“お好み選局ボタン”が搭載されており、FM/AMそれぞれ6局ずつ、合計12局をあらかじめ登録できる便利な機能があります。
登録手順も簡単で、受信したい局をチューニングした状態で「登録ボタン」を長押しする、といった方式が一般的です(取扱説明書をご参照ください)。この機能を活用して“よく聴く局”だけをワンタッチで呼び出せるようにすると、毎回チューニングし直す手間が省けて快適になります。
「声くっきり機能」の活用方法と設定ポイント
さて、AX‑SHR70の注目機能である「声くっきり機能」。
このモードをオンにすることで、ニュース・トーク番組など“人の声”がより明瞭に聞こえるように音声帯域が調整されます。使用シーンとしては、小音量で聞く深夜時間帯や、背景が少し騒がしい場所での聴取時に特に役立ちます。
設定方法は、通常「声くっきり」ボタンを押すだけ。オン/オフを切り替えて、自分の聴き取りやすい方を選びましょう。
もし「声くっきり」モードでも聞こえにくいと感じる場合は、スピーカー位置を少し変えたり、音量を少し上げてみると改善されることがあります。また、AM帯は雑音が入りやすいため、FM帯の使用も検討してみるといいでしょう。
LEDライトモードの使い方(強・弱切り替え)
ラジオとしてだけでなく、側面に備わったLEDライトもAX‑SHR70の魅力のひとつです。ライトは「強モード」と「弱モード」の2段階切替が可能です。点灯時間目安は、強モードで約200時間、弱モードで約800時間。
使用シーンとしては、寝室の少し明るめライトとして、あるいは停電時・夜のアウトドアなどの非常用ライトとしても重宝します。
使い方は本体の側面にあるライトボタンを押して「強/弱/オフ」を切り替えます。ライト点灯中でもラジオは通常どおり使用できるので、音声聴取+照明として二役をこなしてくれます。
なお、電池駆動時はLEDライトの使用が電池消耗を早める可能性があるため、長時間使用時はAC給電に切り替えるか、弱モードでの使用がおすすめです。
実際の使用感レビュー
音質・声の明瞭さレビュー
実際に使ってみて感じたのは、まず“声くっきり”モードをオンにしたときの安心感です。例えば夜、静かな寝室でラジオ番組を小音量で流していても、ニュースキャスターの声やトーク番組の司会者の声が“ぼんやり”せず、きちんと聴こえると感じられました。
スピーカーも左右に8cmサイズが配置されていて音の広がりも良く、ラジオ単体の音として “ちゃんとステレオ感” があるなという印象です。特に音楽やスポーツ中継など、音の変化がある番組で “ラジオ感” 以上の楽しさを感じられました。
ただし、部屋が極めて静かでない場合や、スピーカーを壁際に密着させてしまうと音の抜けが悪くなることもあります。スピーカー前面を少し空けて設置するのがベストです。
夜や深夜、小音量時の使いやすさ
夜間に小音量で聴くとき、「声くっきり」機能がかなり効いてくれます。寝る前や、家族と時間帯をずらしてラジオを聴くとき、ただ“音が小さい”と聞き取れなかったり「なんて言った?」となることがありますが、本機ではそれが少なめでした。
またバックライト付きの表示や大きめ文字表示も相まって、暗めの部屋でも操作がしやすく、安心でした。ライトモードを「弱」にしてラジオ+ほんのり照明として使うのも快適です。
ただし、小音量設定で深夜に使う場合はスピーカーから少し距離を取って設置するか、イヤホン出力を利用することで、近くで眠る家族への配慮も可能です。
災害・非常時の備えとしての評価
災害時や停電時を想定すると、AX‑SHR70の“ラジオ+ライト+乾電池対応”という3つの要素が大きな安心材料となります。
乾電池でラジオ単体として長時間使えること、LEDライトが800時間モードまで持つこと(弱モード)など、非常用としても活用しやすいです。
加えて、お好み選局ボタンを活用して「よく聴く地域の緊急放送局」を登録しておけば、有事にもサッと情報を得る体制が整えられます。
ただし、防水・防塵性能の記載はなく、屋外での雨天時など過酷な環境では別途カバー等を用意した方が安心です。
良かったところ・気になったところ
良かったところ:
- 声の明瞭さが実感できる「声くっきり機能」
- ラジオだけでなく「ライトとしても使える」安心感
- スピーカーが左右に配置されたステレオ仕様で音の広がりあり
気になったところ:
- 本体重量が約805gと少しずっしり感じる(持ち運び用途では軽さの点で少し引っかるかも)
- 防水・防滴などのアウトドア特化仕様は記載なし。屋外使用では少し配慮が必要
- スピーカーの位置を壁際に置くと音がこもる可能性あり。設置場所に少し工夫が必要
まとめ
今回ご紹介した東芝のAX‑SHR70は、ラジオ視聴をもっと快適にしたい、そして安心して夜や非常時にも使える一台を探している方にとって、とても魅力的な選択肢です。
特に、ニュースやトーク番組を“きちんと聴き取りたい”という目的にはぴったりで、声くっきり機能がその希望に応えてくれます。また、LEDライト付き・乾電池対応という非常時対応力も備えており、普段使いだけでなく「備え」の観点からも優秀です。
ただし、重さや防水性能など少し配慮が必要なポイントもありますので、設置場所や使い方をほんの少し工夫すれば、きっと満足できるラジオになると思います。
これからラジオを選ぶなら、AX‑SHR70の“音も安心も両立”という魅力をぜひ候補に入れてみてくださいね。


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