冬のあたたかさは、からだだけでなく気持ちまでほぐしてくれますよね。この記事では、コロナ 石油ファンヒーター VXシリーズ（2025年モデル）を、初めての方にもやさしく解説。FH-VX3625BY／4625BY／5725BY／6725BY／7325BYの「違い」と「燃費」を中心に、選び方・機能・価格のコツまでコンパクトにまとめました。発売は2025年8月下旬。最新の消臭機能「プレミアム消臭『極』Plus」や省エネ性の進化点もチェックして、あなたの暮らしにぴったりの一台を見つけましょう。
2025年最新のコロナ石油ファンヒーターVXシリーズとは？
コロナ石油ファンヒーターの概要
コロナは新潟発の暖房専業メーカー。石油ファンヒーターは「灯油であたため、ファンで部屋に送る」暖房で、お部屋の立ち上がりが早く、電気ヒーターよりも広い空間を効率よく暖めやすいのが魅力です。VXシリーズは見た目がシンプルで操作も直感的。大型の白文字バックライト液晶やダブルタイマー、給油しやすい「よごれま栓」タンク（7.2L）など、毎日の使いやすさが丁寧に作り込まれています。
VXシリーズの位置付けと特長
VXは上位WZに次ぐ高性能×スタイリッシュな主力ライン。2025年は消臭力が強化された「プレミアム消臭『極』Plus」を搭載し、点火・消火時のにおいをしっかり低減。さらに「ダブルフロー」で足もとからムラなく暖め、「ターボモード」で換気後の冷えを一気に回復できます（※ターボは6.7/7.3kWの大型タイプを除く）。省エネ面ではDCモーター採用で低消費電力化（36/46/57タイプ）。
2025年の市場トレンド
物価高で「ランニングコスト重視」が定着。コロナは業界No.1の低消費電力（36/46タイプ、2025年5月時点）をうたうなど、省エネ訴求を強化しています。発売は2025年8月下旬から順次。冬本番前に選んでおくと、在庫も色も選びやすく安心です。
コロナ石油ファンヒーターVXシリーズのモデル紹介
FH-VX3625BYの特長と性能
適用目安は木造10畳／コンクリ13畳。3.60～0.59kWの出力で寝室や子ども部屋にも使いやすいサイズです。DCモーター採用で電力消費は強9.5W／弱4Wと小さく、運転音は強36dB／弱20dBの静音設計。ターボモードや心地よいリズムの「ロング温風1/f」も使え、点火は秒速点火7秒／通常55秒。カラーはグレー（H）・ホワイト（W）の2色です。実勢価格は目安43,800円前後。省エネ＆静音重視ならまずこの子を。
FH-VX4625BYの炎質と燃費
広めのLDKでも心強い4.62～0.72kW。適用目安は木造12畳／コンクリ17畳で、DCモーター＆ロング温風1/f、ターボモードも完備。運転音は強38dB／弱21dB、点火は通常65秒。カラーはグレー・ホワイト。実勢価格は約54,800円で、「静か・省エネ・速暖」のバランス良し。小さすぎず大きすぎない“ちょうどいい”万能機です。
FH-VX5725BYとFH-VX6725BYの違い
どちらも15畳以上をしっかり暖める上位。5725は5.65～0.80kW／木造15畳・コンクリ20畳で、DCモーター・ロング温風1/f・ターボのフル装備。6725は6.65～1.06kW／木造17畳・コンクリ24畳の大型タイプで、ターボ・ロング温風1/fは非搭載／DCモーター表記なし、点火も120秒と余裕設計。カラーは5725がグレー・ホワイト、6725はホワイトのみ。消費電力は5725：強10.5W／弱4W、6725：強28W／弱12W。用途と間取りで選び分けましょう（価格目安：5725＝62,800円、6725＝72,800円）。
FH-VX7325BYのおすすめポイント
シリーズ最大の7.25～1.19kW（木造19畳・コンクリ26畳）。大空間や寒冷地のリビングに頼れる一台です。ターボ／ロング温風1/fは非搭載ですが、ダブルフローで体感はしっかり。運転音は強43dB／弱28dB、点火120秒。ホワイトのみのシンプル外観で、実勢価格は約85,800円。大能力と信頼性を最優先にしたい方へ。
ユーザーに最適なモデルの選び方
自分の部屋サイズに応じたヒーター選び
基本は適用畳数＝木造（戸建）／コンクリ（集合）の目安で合わせるのが安心。10～12畳は3625/4625、15～20畳は5725、17～26畳は6725/7325が目安です。迷ったら少し余裕のある出力を選ぶと、弱運転で静か＆省エネに使えます。間取りが縦長・吹き抜けなら、ロング温風1/fやダブルフローが効く中型までを検討しましょう。
燃費と消費電力の比較
灯油の減り＝火力次第ですが、電気の消費はモデルで差が出ます。たとえば36/46/57は強10.5W以下・弱4W程度でとても省エネ。大型の67/73は強28～29W・弱12Wとやや増えます。待機電力は36/46/57が0.8W、67/73が0.6W。点火の速さも55～65秒（36/46/57）／120秒（67/73）と異なるので、使い方（頻繁にON/OFFするか）も合わせて選びましょう。
機能別の選択ガイド
「寒い足もとをすぐ温めたい」方はロング温風1/f＋ターボが使える36/46/57。大空間をじんわり維持したいなら67/73のダブルフローが安心。静音最優先なら36/46の20～21dB（弱）に注目。カラーも36/46/57＝グレー/ホワイト、67/73＝ホワイトで好みが分かれます。
コロナ石油ファンヒーターの機能と技術
燃焼技術と消臭機能
2025年は「プレミアム消臭『極』Plus」で消臭性能が進化。クリーン消火×ニオイカットメカ×においとり触媒のトリプルで、点火・消火時のニオイをしっかり抑えます。灯油切れ時もカウントダウン表示で慌てないのがうれしいポイント。毎日の使い勝手と快適さ、どちらも両立しています。
温度センサーのメリット
室温を見ながらecoモードや火力セレクトが自分のペースに寄り添ってくれます。エコガイドで使い方の目安がわかるのも親切。室温20℃キープをうたうエコモード（販路説明）を活用すれば、温めすぎを防いで灯油と電気代のムダを減らせるのが嬉しいところ。
ターボモードの効果について
窓を開けて換気した後のひやっと感。そんな時はターボキーで3分間だけ出力を約10％ブーストして一気に室温を戻せます。6.7/7.3kWタイプは非搭載なので、換気頻度の高いご家庭は36/46/57が相性◎です。
石油ファンヒーターの燃費を最大化する方法
灯油タンク管理と給油
給油は残量に余裕があるうちに。VXの「よごれま栓」は手も床も汚れにくく、白い大型油量計窓で見やすいのが特長。灯油切れカウントダウン表示も頼りになります。給油後は安全のため一度消火→再点火が基本です。
運転モードの使い方
火力セレクトで弱運転を中心に、寒い時だけターボをプラス。就寝前はダブルタイマー（入/切）で賢くコントロール。ダブルフローは足もとからムラを抑えて温めるので、設定温度をむやみに上げずに済みます。毎日の小さな工夫が灯油と電気の節約につながります。
電気代の節約術
カーテンの丈を床ギリギリにして冷気を遮る、サーキュレーターで空気を回す、フィルター掃除で風量を保つ——この3つで体感温度は大きく変わります。あとは出力に余裕のある機種を弱運転が基本。結果的に静か・きれい・経済的の三拍子になります。
コロナファンヒーターVXシリーズの価格と購入方法
直販サイトと実店舗の比較
メーカー希望小売価格は、3625：63,580円／4625：73,480円／5725：85,580円／6725：94,380円／7325：111,980円。一方で実勢価格は家電量販・ECで変動し、執筆時点の最安目安は3625＝43,800円／4625＝54,800円／5725＝62,800円／6725＝72,800円／7325＝85,800円でした。
お得な購入タイミング
発売直後（8～9月）は在庫と色が選べる時期。10～12月は需要期で値動きが読みづらく、年明け以降は在庫次第で値下がりも。欲しい色・機能が決まっているなら秋のうちに、価格重視なら冬～春先が狙い目です。
製品保証とアフターサービスについて
VXはメーカー3年保証対象。国内生産・サポート体制が整っている点も安心です。消耗品（フィルター等）の補修や取扱説明書、FAQも公式サイトから確認できます。
石油ファンヒーターの使用に関するよくある疑問
ニオイの正体と対策
点火・消火時のにおいは未燃ガスや残った灯油が主因。VXはクリーン消火×ニオイカットメカ×においとり触媒で対策し、2025年は「極」Plusでさらに強化。換気とこまめな掃除を組み合わせれば、におい悩みはグッと減ります。
静音性能と運転音について
就寝時は20～21dB（36/46/57の弱運転）がとっても静か。大能力機はパワーに比例して28dB（弱）と少し上がりますが、テレビ視聴や会話の邪魔になりにくい水準。設置は壁から少し離し、吸気口のほこりを取るだけでも運転音は変わりますよ。
消火機能の重要性
対震自動消火装置・不完全燃焼防止装置などの安全装置を標準搭載。万一の揺れや燃焼異常を検知して消火します。高地切換モードも備え、36/46/57は標高2,000mまで、67/73は1,500mまでの対応と明記。山間部の方はここもチェックして選びましょう。
実際に使用したユーザーレビュー
各モデルの実体験レポート
発売直後でユーザーレビューはこれから増える時期。参考として先行世代（VX22/23/24系）では「点火が早い・においが少ない・静か」といった声が目立ちました。最新モデルは消臭機能がさらに強化されているため、使用感の底上げが期待できます。
問題点と改善点
大型タイプ（67/73）は本体サイズと重量が増え、点火120秒＆消費電力もやや高め。一方、中型まで（36/46/57）はDCモーター（36/46のみ）で省電力・静音、ターボ＆1/fで体感が向上。用途に合わせたサイズ選びが満足度の鍵です。
ランキングと評価のまとめ
型落ち含めた売れ筋傾向では、中間サイズ（46/57）が人気。家族構成・間取りへの“合わせやすさ”が評価されています。最新機もこの流れを引き継ぐ見込み。迷ったらまず46→広ければ57がセオリーです。
まとめ: 自分にあったコロナ石油ファンヒーターの選び方
今後の石油ファンヒーター市場の展望
省エネ志向と「においストレスを減らしたい」という声は今後も続きます。2025年のVXは「極」Plusで快適さが底上げ。36/46/57＝省エネ・静音・速暖、67/73＝大空間をしっかり暖房という住み分けがより鮮明になりました。買い替えでは電力と点火時間の差が体感に直結。暮らしに合うサイズを選べば、冬の毎日がもっとやさしくなります。
最終判断を助けるチェックリスト
・お部屋の広さ（木造／コンクリ）に合った適用畳数？
・ターボ／ロング温風1/fは必要？（換気・体感重視なら36/46/57）
・静音性は重視？（弱運転20～21dBの36/46/57が有利）
・消費電力＆点火時間は使い方に合う？（ON/OFF多いなら36/46/57）
・色はグレー／ホワイト？（67/73はホワイトのみ）
・価格は実勢価格とMSRPの差をチェックした？（早期購入は在庫◎）
――以上を押さえれば、コロナ VXシリーズ 2025年モデルの「間違いない選び方」ができます。気持ちまであたたかくなる一台に出会えますように。
コメント