寒い季節の暖房選び、迷ってしまいますよね。この記事では、コロナの最上位「WZシリーズ」2025年モデルを、はじめての方にもわかりやすくやさしい言葉で解説します。発売は2025年8月下旬。注目は、におい対策が進化した「プレミアム消臭『極』Plus」や、電気代を抑える業界No.1の低消費電力設計。10畳・12畳・15畳の3ライン（FH-WZ3625BY／4625BY／5725BY）から、お部屋やライフスタイルにぴったりの1台を選ぶコツもご紹介します。最新の公式情報を確認しつつ、価格・性能・お手入れ・エラー対処までやさしくまとめました。
コロナ石油ファンヒーターWZシリーズ2025年版の特長
新モデルについての概要
2025年モデルのWZシリーズは、FH-WZ3625BY（木造10畳）／FH-WZ4625BY（木造12畳）／FH-WZ5725BY（木造15畳）の3つのサイズから選べます。発売は2025年8月下旬。どのモデルも、コロナ独自の消臭技術「プレミアム消臭『極』Plus」を新しく搭載しました。これは、従来からのクリーン消火＆ニオイカットメカに加えて、「においとり触媒」の素材や形状を見直し、消火時の嫌なニオイを約75％も軽減してくれる技術です（メーカー比較）。
さらにDCモーターを採用することで、消費電力を抑えながら安定した温風を送り出します。特にFH-WZ4625BYとFH-WZ5725BYは業界No.1の低消費電力を誇り、省エネ性能にこだわる方にはぴったり。外観はシンプルで、ボタンや表示は見やすく設計されているので、石油ファンヒーター初心者でも操作に迷いません。毎日の「つける・消す・タイマー設定」が直感的にできるのは嬉しいポイントです。
コロナファンヒーターWZシリーズの主な機能
WZシリーズは、「ただ暖かい」だけではなく快適性と使いやすさを追求しています。まず、温風には「1/fゆらぎ」という自然界のリズムを取り入れた制御を採用。これにより、同じ温度でも肌で感じる暖かさがやわらかく、長時間あたっても疲れにくいのが特徴です。さらに足もとあったかルーバーで温風を下向きに送ることで、冷えやすい足先もポカポカ。
立ち上がりを早めたいときはターボモードで一時的に出力を約10％アップし、お部屋を素早く暖めます。省エネセンサーは人の動きや室温を検知し、必要に応じて出力を自動で調整。ecoモードと組み合わせれば、ムダな灯油消費も減らせます。
また、トリプルサインは点火待ちやフィルター清掃時期などを光と音でお知らせ。リモコンでの遠隔操作やタンクモニターによる灯油残量表示、灯油切れカウントダウンなど、毎日の使い勝手を細かくサポートしてくれます。安全面ではチャイルドロックや対震自動消火機能も搭載され、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心です。
2025年版のエコ性能と消費電力
冬場はどうしても電気代や灯油代が気になりますよね。WZシリーズは省エネ性能の高さが大きな魅力です。中でもFH-WZ3625BYとFH-WZ4625BYは「石油ファンヒーターで業界No.1の低消費電力」とされ、運転時は強9.5W／弱4Wしか使いません。FH-WZ5725BYも強10.5W／弱4Wと非常に低く抑えられています。待機時はわずか0.8Wなので、コンセントを差しっぱなしでも安心。
これはDCモーターと効率的な燃焼制御によるもので、メーカー試算では5年前の機種に比べて電気代を約半分に削減できるとのこと（使用条件による）。また、朝の冷え込みには秒速点火（約7秒）が便利。設定しておけば、起きる少し前から温風を出し、寒い部屋からすぐに抜け出せます。省エネと快適さを両立したい方、在宅時間が長く一日中暖房を使う方には特におすすめです。
FH-WZ3625BY, FH-WZ4625BY, FH-WZ5725BYの違い
モデルごとの基本スペック比較
3機種の違いは、大きく分けて暖房のパワー（出力）・対応できる部屋の広さ・本体サイズと重さ・点火にかかる時間・運転時の音・消費電力です。
暖房出力は、FH-WZ3625BYが3.60～0.59kWで個室やコンパクトなお部屋向け。FH-WZ4625BYは4.62～0.72kWで中サイズのお部屋にぴったり。FH-WZ5725BYは5.65～0.80kWで広めのリビングにも余裕があります。
適用畳数は木造で順に10畳／12畳／15畳、コンクリート造では13畳／17畳／20畳までOK。
本体サイズは3625だけ幅458mmとコンパクト。4625と5725は幅520mmで、高さと奥行きは共通（466×338mm）。重さは3625が11.8kg、ほか2機種は12.6kg。
点火時間は秒速点火を使えば全モデル7秒ですが、通常点火は3625が55秒、4625/5725が65秒と少し長めです。運転音はパワーに比例し、強燃焼で36dB／38dB／40dB、弱燃焼ではほぼ静かな19dB／20dB。消費電力は強で9.5W／9.5W／10.5W、弱では全て4Wです。
各モデルの機能とデザインの違い
暖房の機能はシリーズ共通で、消臭や省エネ、足もとあったかルーバー、ターボモード、安全機能などはどれを選んでも同じ性能を楽しめます。
違いは本体の幅とカラー展開。FH-WZ3625BYは幅458mmでコンパクト、グランブラック／グランホワイト／グランシルバーの3色。FH-WZ4625BYとFH-WZ5725BYは幅520mmで存在感があり、グランブラック／グランホワイトの2色展開です。
広いお部屋に置くなら、ワイドサイズで堂々とした上位モデルが似合いますし、寝室や書斎など限られたスペースならスリムな3625が置きやすいです。インテリアとの調和も大事なので、部屋の色味や家具に合わせてカラーを選ぶと、冬の空間がぐっとおしゃれになります。
暖房能力と適用床面積の違い
部屋の広さでモデルを選ぶのが基本です。木造住宅の場合、10畳までならFH-WZ3625BY、12畳までならFH-WZ4625BY、15畳までならFH-WZ5725BYが目安。コンクリート造や断熱性の高い住宅では、それぞれ13／17／20畳まで対応します。
ただし、窓が大きかったり、北向きや角部屋だったりすると体感温度が下がるので、その場合は一段階大きいモデルを選ぶと安心。全機種とも標高2,000mまで対応しているので、寒冷地や高地でも安定して使えます。
また、ターボモードや足もとあったかルーバーも全モデルに搭載。特に足先の冷えがつらい方や、小さなお子さんが床で遊ぶご家庭にはうれしい機能です。
機種ごとの価格帯とコストパフォーマンス
メーカー希望小売価格（税込）は、FH-WZ3625BYが74,580円、FH-WZ4625BYが87,780円、FH-WZ5725BYが97,680円。
上位機種ほど対応畳数が広く、出力が高いので広い空間をムラなく暖められます。個室や小さめのLDKには3625、中～やや広めの空間には4625、広いリビングやオープンな間取りには5725がベスト。
消費電力は3625と4625が同等で、省エネ性能はほぼ同じ。5725もわずか1W多いだけで十分優秀です。実際の購入価格は店舗や時期によって変動するので、直販サイトや家電量販店、ネット通販で比較がおすすめ。電気代・灯油代も含めたランニングコストを考えると、長く使うほど省エネ性能の恩恵が大きくなります。
エラーコードの解説と対処法
よくあるエラーコード一覧（E0, E1, E4, HH）
石油ファンヒーターは安全のため、異常があるとエラーコードを表示して教えてくれます。2025年版WZシリーズでよく見られるのは、次の4つです。
- E0 … 点火できない（不着火）。灯油が古い・不足している、もしくは内部部品の不具合が原因のことがあります。多くの場合は点検・修理が必要です。
- E1 … 炎の状態が正常に確認できなかった（疑似火炎）。点火はしたものの、炎の形や明るさが正しくない場合に出ます。こちらも修理対応が望ましいです。
- E4 … 運転中に炎が消えた（途中失火）。背面の給気フィルターの詰まりが原因の場合は掃除で直ることもありますが、原因が別の場合は修理が必要です。
- HH … E4が繰り返し発生し、安全のため運転をロックした状態です。点滅（4回）・点灯（7回）で通知されます。安全面から見ても、無理に使い続けずサービスへ相談してください。
コロナストーブのエラー解除方法
エラーが出たときは、まず落ち着いて安全確保が大事です。
- 運転を停止し、電源プラグを抜きます。
- 本体がしっかり冷えるまで待ちます。
- 背面の給気フィルターのほこりを掃除（掃除機や柔らかいブラシがおすすめ）
- 設置場所が傾いていないか、周囲に障害物がないかをチェックします。
- 古い灯油や水分混入の疑いがあれば、新しい灯油に入れ替えて再始動します。
特にE4表示時はフィルター清掃で改善することが多いです。 E9は「対震自動消火」が作動したサインで、揺れや設置不安定が原因。再運転前に安全確認を。 HHや同じエラーが繰り返し出る場合、また煙や異臭が伴う場合は自己判断で分解せず、必ずコロナサービスセンターへ連絡してください。
修理代と対処方法のポイント
修理費用は、原因や交換部品によって大きく変わります。まずは保証期間の確認を。WZシリーズは3年保証が付いており、保証内なら無償で修理できる場合があります。依頼時には購入証明（レシートや保証書）を準備しましょう。
もしエラーがニオイや途中失火に関するものであれば、フィルター掃除や灯油の入れ替えで解決することもあります。
しかし、HHロックが出た、異音がする、焦げ臭いにおいがするなど安全に関わる症状がある場合は使用を中止してください。
コロナの修理窓口は24時間受付が可能なので、迷ったら早めに相談するのが安心です。なお、分解清掃は火災やさらなる故障の原因になるため、必ず専門のサービスマンに任せましょう。
掃除とメンテナンスの重要性
ファンヒーターの掃除頻度と方法
キレイに保つことは省エネと安全の近道。シーズン中は背面のエアーフィルターをこまめに掃除機やブラシで清掃を。温風取入口も同様に。さらにフィルターユニットは6か月に一度を目安に天日干し（約6時間）で除菌・脱臭性能が回復します。オイルフィルターは水洗いせず、汚れや水分を取り除いたうえできれいな灯油で洗浄。作業は消火後・完全に冷えてから・電源プラグを抜いて安全に行いましょう。
煙や臭いの原因と解消法
シーズン持ち越しや高温保管で劣化した不良灯油は、におい・不着火・途中失火の大きな原因。黄色く変色、酸っぱいにおい、水が混ざって分離…そんな灯油は使用しないで新しい灯油に入れ替えを。背面フィルターや吸気まわりのほこり詰まりも失火や異臭の要因です。におい対策としては、2025年モデルの「プレミアム消臭『極』Plus」が有効。日頃の換気と定期清掃、正しい灯油管理で、快適さがグッと変わります。
コロナ石油ファンヒーターWZシリーズの購入ガイド
直販サイトと販売店の選び方
買い方は大きく直販（コロナストア）と家電量販店・EC。直販は純正部品の入手やサポート案内がシンプルで安心。量販店はポイント還元や配送設置・長期保証を合わせて選べます。まずは直販の在庫と価格、あわせて量販EC（例：ヨドバシ）もチェックして比較。いずれも公式サポートへの導線がわかりやすいショップを選ぶと、万一の時にスムーズです
購入時に確認すべきポイント
失敗しないコツは①畳数と断熱性（余裕を持った出力選び）②置き場所の幅（3625は幅458mm、4625/5725は520mm）③運転音（就寝時や在宅ワークに配慮）④電気・灯油のランニング（3625/4625の強9.5W・弱4Wは日常使いで優秀）⑤タイマーやリモコンなど使い方の好み。最後に保証（3年）とサポート窓口も要チェック。購入前に、家族が過ごす時間帯や換気のしやすさも想像してみてくださいね。
口コミとレビューの活用法
実際の使い心地を知るなら量販店や価格比較サイトのレビューが参考に。立ち上がりの速さ、においの感じ方、運転音の印象は個人差があるため、複数の声を読み比べるのがおすすめです。特に同じ畳数・構造（木造/RC）のお部屋で使っている人の体験談はヒントに。最新モデルは発売直後でレビューが少なめでも、同シリーズ前モデルの口コミから使い勝手の傾向をつかめます。購入後はあなたの感想もぜひ投稿して、情報の循環に貢献しましょう。
まとめ
2025年版WZシリーズの総評
WZシリーズ2025年モデルは、快適・省エネ・におい対策の三拍子がそろったフラッグシップ。「プレミアム消臭『極』Plus」で消火時のニオイが気になりにくく、DCモーターと賢い制御で電気代もやさしい。“足もとあったかルーバー”や“1/fゆらぎ”で体感の心地よさにも配慮。サイズごとに畳数・幅・騒音・点火秒数が適切に差別化され、選びやすいのも魅力です。はじめての石油ファンヒーターでも、WZなら難しい設定なしで、毎日の「あったか」を上手に整えられます。
選ぶべきモデルのアドバイス
迷ったら次を目安に。個室・寝室や10畳前後→FH-WZ3625BY。中～やや広めのLDK→FH-WZ4625BY。広いリビングや開放的な間取り→FH-WZ5725BY。置き場所の横幅や運転音、家族の在宅時間も考えて、余裕のある出力を選ぶと快適度が上がります。電力面では3625/4625が特に優秀、5725は広さ優先で頼れる選択。最後は色の相性も大切。お部屋にしっくりくる一台を迎えて、冬支度を気持ちよくはじめましょう。
エラー対処法のおさらい
E0/E1は点火不良・疑似火炎で修理相談が基本。E4はまず背面フィルター清掃、改善しなければ点検へ。HHは運転ロックの合図で使用中止→サービスへ。困ったら無理に使わず、運転停止→プラグを抜く→冷却→吸気まわり清掃→新しい灯油で再トライ。それでもダメなら24時間受付のコロナサービスセンターへ。安全第一で、安心できる冬を過ごしましょう。
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