PC作業やデザイン、編集、ゲームなど……マウス選びで「トラックボール」に興味を持つ人が増えています。中でも人気の高い エレコムのM-HT1MRBKとM-MT2MRS は、どちらも人差し指で操作するタイプのトラックボールマウスですが、スペックや使い勝手にはさまざまな違いがあります。
この記事では、それぞれの違いをやさしく丁寧に比較し、どちらがあなたにぴったりかを用途別に紹介します。初心者さんでも安心して選べるよう、わかりやすく解説していきますね。
はじめに：2つの人気トラックボールの違いを知ろう
この記事でわかること
この記事では、M-HT1MRBK と M-MT2MRS のスペックや使い勝手の違いを、初心者にもわかりやすく整理します。サイズ・重さ・接続方式・ボールの大きさといった基本から、使う場面別のメリット・デメリット、そしてどちらを選ぶべきかまで、しっかり比較します。
どんな人に役立つ比較なのか
- 普段のマウス操作で手首がつらくなりがちな人
- トラックボールマウスに興味があって、どれを選ぶか迷っている人
- ノート PC やタブレットと併用で使いたい人
- 文章作成、デザイン、動画編集、在宅ワークなど用途が多岐にわたる人
エレコム トラックボールマウスの特徴と選び方
トラックボールマウスとは？操作の特徴と仕組み
トラックボールマウスは、マウス本体を動かさずに、内蔵された「ボール」を指で転がしてポインタを動かすマウスです。省スペースで使用できることに加えて、手首や腕の負担が軽減されるのが大きな魅力。特に長時間の作業や、腱鞘炎に悩んでいる方に選ばれています。
エレコムが提供するマウスの種類とシリーズ構成
エレコムでは、多種多様なトラックボールマウスが販売されています。
基本的には「人差し指操作タイプ」と「親指操作タイプ」に分かれており、それぞれに大型タイプとコンパクトタイプがあります。
- 人差し指操作タイプ：細かい操作に強く、大画面作業に適している
- 親指操作タイプ：省スペース・操作しやすく、持ち運びにも便利
今回紹介する2機種も、どちらも人差し指で操作するタイプですが、使用感には明確な違いがあります。
M-HT1MRBKとM-MT2MRSの基本スペックと位置づけ
M-HT1MRBKは、大玉・高性能・多機能が魅力の据え置き型ハイスペックモデル。
一方、M-MT2MRSは、コンパクト・軽量・持ち運びやすいのが特長のモバイル向けモデルです。
M-HT1MRBKとM-MT2MRSのスペック比較
基本仕様（サイズ・重さ・ボール径）の違い
M-HT1MRBKは、直径約52mmの大玉ボールを搭載したモデルで、本体も大きく重さは約279g。
手のひらをしっかり置けるパームレスト付きで、安定感と疲れにくさが魅力です。
一方、M-MT2MRSは約34mmの中型ボールで、本体の重さも83gと非常に軽く、サイズもコンパクト。外出先やノートPCとの併用にぴったりです。
センサー性能：DPI・反応速度の比較
M-HT1MRBKは最大1500dpiの高解像度に対応し、ポーリングレート1000Hz（有線時）とゲーミング級の性能を備えています。
対してM-MT2MRSは750dpiと標準的。オフィス作業や軽作業には十分ですが、細かい操作や素早いカーソル移動が求められる作業ではやや物足りなさを感じるかもしれません。
ボタン数・機能・カスタマイズ性の違い
M-HT1MRBKは10ボタンを搭載し、左右のクリック、戻る・進む、ホイールの左右チルトなど多彩な操作が可能。
一方、M-MT2MRSは5ボタンとシンプルな構成。初めてトラックボールを使う方でも迷わず操作できる仕様になっています。
接続方式（2.4GHz / Bluetooth）と安定性の比較
M-HT1MRBKはBluetooth・2.4GHz無線・USB有線の3方式に対応し、最大3台のデバイスに同時接続可能です。
M-MT2MRSはBluetoothと2.4GHz無線の2方式。切り替え操作は簡単で、どちらも通信は安定しています。
バッテリー性能：充電方法・持続時間の違い
M-HT1MRBKはUSB Type-Cからの充電に対応したリチウムイオンバッテリーを内蔵。頻繁な電池交換が不要で経済的です。
M-MT2MRSは単4形乾電池1本で動作。電池式のため充電の手間はありませんが、予備電池を携帯しておくと安心です。
使用シーン別に見る操作性の違い
在宅ワークでの快適性の比較
在宅ワークでの使用においては、M-HT1MRBKの安定感とパームレストが非常に魅力的です。大きなサイズですが、手のひら全体を乗せてリラックスした姿勢で操作できるため、長時間のデスクワークでも疲れにくい設計になっています。
一方のM-MT2MRSは軽量かつコンパクトで、省スペースのデスクやノートPCとの相性が抜群。頻繁に場所を移動する人や、コンパクトな作業環境でも快適に使えます。
画像編集・動画編集などのクリエイティブ用途
細かいポインター操作が必要な画像編集や動画編集などのクリエイティブ作業には、M-HT1MRBKの方が適しています。高精度なセンサーと高DPI対応、さらにチルトホイールや10個のボタンによる操作カスタマイズが可能で、効率的なショートカット操作が実現できます。
M-MT2MRSも基本的な編集作業には使えますが、ショートカット操作の自由度が限られるため、本格的な編集用途には少し物足りないかもしれません。
ゲームプレイ用途として使う場合の違い
トラックボールをゲーム用途で使いたい方には、M-HT1MRBKがおすすめです。ゲーミングマウス並みの性能を持つ光学センサーや、1,500dpiの解像度、ポーリングレート1,000Hz（有線時）によって、滑らかで反応の良い操作が可能です。
ただし、アクション性の高いゲームよりも、シミュレーションやMMO系など、精密な操作が求められるゲームでの使用が適しています。
M-MT2MRSはゲーム対応ではありますが、DPIや反応速度が標準的なため、ゲーム操作にこだわる方には少し物足りない可能性があります。
長時間作業での疲れにくさと手首への負担
手首や腕の疲労を軽減したい方には、M-HT1MRBKのパームレスト構造が非常に有効です。手の自然な角度をキープしたまま使用できるため、腱鞘炎や肩こり対策にも効果的です。
M-MT2MRSは軽量なぶん操作も軽やかで、手首を動かす範囲が少ないため、持ち運び先など短時間の使用であれば快適。ただし、長時間の使用となると、サポート部分が少ないため人によっては疲労を感じやすいかもしれません。
手のサイズ・握り方で変わるフィット感の違い
小さい手の人に合うのはどっち？
手が小さめの方には、M-MT2MRSがおすすめです。コンパクト設計で、本体の幅も約62mmとスリム。
手の小さい方でもしっかりホールドしやすく、指の届きにくさを感じにくい構造になっています。軽量なので、持ち上げたり位置を調整するのもラクラクです。
一方、M-HT1MRBKはサイズが大きく、パームレストまであるため、手の小さい方だと指がボールやボタンに届きづらく感じることがあります。
大きい手の人に向いているモデルは？
手が大きい方には、M-HT1MRBKの方がしっかりフィットします。幅114.7mm・奥行181.9mmと大型で、パームレストに手を預けることで手のひら全体をサポート。
操作時の安定感があり、指の移動距離も自然で、長時間作業時の疲れを軽減できます。
M-MT2MRSはサイズが小さいため、手が大きい方には少し窮屈に感じる可能性があります。
つまみ持ち・かぶせ持ち・つかみ持ちの相性
持ち方のスタイルによっても、フィット感は変わってきます。
M-HT1MRBKは「かぶせ持ち」や「つかみ持ち」と相性が良く、手全体を包み込むようにして操作する人に適しています。パームレスト付きで、自然な手の角度が保てます。
M-MT2MRSは「つまみ持ち」や「軽いつかみ持ち」向け。コンパクトなので指先中心で操作したい方や、細かくマウスを動かすクセのある方におすすめです。
メンテナンス性の比較
ボールの取り外しやすさと掃除のしやすさ
トラックボールマウスを長く使う上で重要なのが「ボール部分の掃除のしやすさ」です。
M-MT2MRSは、ボール取り出し用のボタンと取り出し口が本体裏にあり、ワンタッチでボールを外すことができる設計になっています。ホコリが入りやすい箇所に簡単にアクセスできるので、掃除もラクラクです。
M-HT1MRBKは標準でベアリング支持ユニットを搭載しており、ボールに触れる部分が少ない構造のため、ゴミが溜まりにくく、メンテナンス頻度が少なくて済むのが特徴です。取り外しも簡単なので、清掃しやすいモデルです。
センサー周りのメンテナンス性と故障対策
センサー部分のトラブルは精度に大きく影響するため、メンテナンス性も重要です。
M-HT1MRBKは内部に高性能な光学センサーを採用しており、ボールの接触部分が少なく、ホコリや皮脂による影響が出にくい構造です。
また、別売りの人工ルビー支持ユニットに交換することで、より耐久性と滑らかさを向上させることも可能です。
M-MT2MRSは、人工ルビー製の支持球を採用しており、回転の滑らかさが持続しやすく、センサー部分も比較的メンテナンスしやすい設計です。
長期使用で起こりやすい不具合とその対処法
長く使っていると起こりやすいのが「ボールの動きが悪くなる」「センサーが反応しにくくなる」といった症状です。
M-HT1MRBKはボールが大きく、かつベアリングが接触しにくいため、そうした不具合が起きにくい設計です。とはいえ、数ヶ月に一度の軽い清掃はしておくと安心です。
M-MT2MRSは、ボールやセンサー部分にホコリが付きやすいため、定期的にボールを外して掃除する習慣があると、快適さを長く保てます。
いずれのモデルも、定期的に綿棒やエアダスターなどを使って掃除するのがおすすめです。
口コミ・評判から見るM-HT1MRBKとM-MT2MRSの評価
M-HT1MRBKの口コミの傾向
M-HT1MRBKに寄せられている口コミでは、「大玉トラックボールの滑らかさ」「多ボタンの便利さ」「パームレストの快適さ」などが高く評価されています。
特に、旧モデルからの買い替えユーザーからは「操作がよりスムーズになった」「静音ボタンがうれしい」といった好評の声が目立ちます。
一方で、「サイズが大きすぎる」「価格が少し高め」といった意見もあります。据え置きでじっくり使う人には最適ですが、持ち運びには不向きという声もあります。
M-MT2MRSの口コミの傾向
M-MT2MRSの口コミでは、「小型で持ち運びに便利」「ワイヤレス接続が安定している」「デザインがかわいい（ホワイトモデル）」といった意見が多く見られます。
特に、トラックボール初心者からの「初めてでも使いやすかった」「思ったより操作しやすい」といった声が多く、エントリーモデルとしての評価が高いです。
反面、「長時間使うと少し疲れる」「DPIが低めで物足りない」といった、スペック面に対する不満の声も一部見られます。
共通して高評価のポイントと不満点
両モデルに共通して評価されているのは、トラックボールならではの手首への負担軽減や、静音スイッチの心地よい使用感です。エレコム独自の細やかな設計がユーザー満足度につながっているようです。
一方で、共通して指摘されるのは「慣れるまで少し時間がかかる」という点。トラックボール自体が一般的なマウスとは操作感が異なるため、数日〜1週間程度の慣らし期間が必要だと感じるユーザーも少なくありません。
他社トラックボールとの比較（参考）
ロジクール MX ERGO との比較
ロジクールの人気モデル「MX ERGO」は、親指操作タイプのトラックボールで、角度調整が可能なチルト機能や、エルゴノミクスデザインが魅力です。
対して、エレコムのM-HT1MRBKとM-MT2MRSは人差し指操作タイプ。操作感が異なるため、親指操作に慣れている方はMX ERGOの方がフィットするかもしれません。
また、MX ERGOは約13,000〜15,000円前後の価格帯で、機能性は高いですが重めです。価格帯で見るとM-MT2MRSはコスパが良く、M-HT1MRBKはハイスペック志向という位置づけになります。
Kensington Pro Fitとの比較
Kensingtonの「Pro Fit」シリーズは、大型のボールと高耐久性を売りにしたモデルで、主に業務用途で選ばれることが多いです。
中でも「Orbit Fusion」などは人差し指操作タイプで、M-HT1MRBKと似た使用感があります。ただしKensingtonはサイズがさらに大きく、価格も高め。ソフトウェア設定も少し複雑で、初心者には少しハードルが高めです。
その点、エレコム製品は日本語サポートも充実しており、取扱説明書もわかりやすく、初めてでも安心して使えるのがメリットです。
コスパ・耐久性で比較した場合の結論
コストパフォーマンスで見ると、M-MT2MRSが最も手頃な価格で、持ち運びや軽作業にも十分対応できます。初めてのトラックボールマウスとしては理想的なモデルです。
一方、M-HT1MRBKは価格こそやや高めですが、多機能・高性能・高耐久と3拍子揃った設計。長期的に使い続けたい方、快適性を重視する方には非常に優れた選択肢と言えます。
Kensingtonやロジクールと比較しても、日本人の手に合うサイズ感と操作感、日本語での安心サポートなど、エレコム製品の魅力は非常に大きいです。
価格とコストパフォーマンスの分析
最新価格（Amazon・楽天）の比較
2025年12月現在の価格相場は以下の通りです（参考価格）：
- M-HT1MRBK：19,800円前後
- M-MT2MRS：12,980円前後
M-HT1MRBKは高機能・高性能な分、価格もやや高め。一方、M-MT2MRSは1万円台前半で購入でき、手ごろな価格帯でコスパが良いモデルとして人気があります。
タイミングによってはセールやポイント還元の対象にもなるため、購入前にAmazon・楽天など複数サイトで比較するとお得に購入できます。
ランニングコスト：乾電池・充電のコスト
M-HT1MRBKは内蔵バッテリー式なので、充電は必要ですが、乾電池の購入コストがかからず経済的です。USB Type-C給電対応で、PCやモバイルバッテリーから手軽に充電できます。
M-MT2MRSは乾電池式（単4電池1本）で、アルカリ電池またはニッケル水素電池が使用可能。コストはそれほどかかりませんが、電池の買い足しや交換の手間があるため、充電式と比べてややランニングコストは高めかもしれません。
セール時期と値上げの影響
ブラックフライデー（11月末）や年末年始セール、夏のボーナス時期などは、どちらのモデルも値下がりしやすくなります。特にAmazonではエレコム製品のセール率が高いため、狙い目は年2回の大型セールです。
また、原材料価格や物流費の影響で、近年マウス全体の価格がじわじわと上がっている傾向があるため、必要なタイミングで早めに購入するのがおすすめです。
最適な購入タイミングとは？
価格重視の方は、Amazonや楽天の大規模セール時を狙うのが最もお得です。特にAmazonタイムセール祭りやプライムデーでは大幅値引きされることもあります。
一方、「価格よりも快適さ・作業効率を重視したい」という方は、あまり時期を待たずにすぐに購入しても損はありません。
価格以上の満足感が得られる製品なので、日々のストレス軽減や作業効率アップを考えれば、費用対効果は非常に高いと言えます。
どっちが向いている？用途別のおすすめモデル
仕事・在宅ワーク中心の人におすすめ
長時間のデスクワークが中心の方には、M-HT1MRBKがおすすめです。
大きめの本体に加え、手のひら全体を支えるパームレスト付きで、長時間の使用でも疲れにくい構造になっています。
10ボタン＋チルトホイールにより、ショートカットやウィンドウ切り替えなどの効率化も可能で、作業スピードと快適性を両立したい方にぴったりです。
クリエイター作業が多い人におすすめ
画像編集・動画編集などのクリエイティブな作業を行う方にも、M-HT1MRBKが最適です。
高DPI（最大1500）や高精度センサー搭載で、細かいカーソル操作が必要なシーンでもストレスなく使える点が魅力。
さらに、マルチデバイス対応で複数のPCやタブレットを切り替えて作業したい方にも便利です。
ゲーム用途が多い人におすすめ
ゲーム用途でも、精密なマウス操作を求められるゲーム（MMORPGやRTS、シミュレーションなど）では、M-HT1MRBKが有利です。
有線接続時にはポーリングレート1000Hzに対応し、反応速度も優秀。ゲーム用マウスとしても十分な性能を持っています。
ただし、アクションゲームやFPSなど、素早いエイミングが必要なジャンルではトラックボールマウス自体があまり向かないため注意しましょう。
初心者に向いているモデルはどっち？
トラックボールを初めて使う方には、M-MT2MRSがおすすめです。
5ボタンのシンプルな構成とコンパクトなサイズで、操作の取り回しがしやすく、持ち運びにも便利。
ボールの取り外しもワンタッチで、掃除が簡単なのも嬉しいポイント。
価格も抑えめなので、「まずは試してみたい」という初心者にぴったりのエントリーモデルです。
購入時の注意点と失敗しない選び方
はじめてのトラックボール選びで注意する点
トラックボールマウスを初めて購入する方は、操作感が従来のマウスと大きく異なることを理解しておくと安心です。
特に「親指操作」か「人差し指操作」かで好みが分かれるため、可能であれば店頭で試してみるのが理想です。
また、ボールの大きさも操作性に影響するため、自分の手のサイズに合ったものを選ぶと快適に使えます。
通販サイトで購入する際のチェック項目
ネット購入では、以下のポイントを確認しておくと失敗しにくいです：
- 対応OS：WindowsやMacなど、自分のPCに対応しているか
- 接続方法：有線／Bluetooth／無線（2.4GHz）など希望の方式に対応しているか
- 保証期間・サポート体制：初期不良時の対応がしっかりしているか
- レビューや口コミ：実際の使用感を事前にチェック
特にエレコム製品は国内メーカーなので、日本語での問い合わせ対応が安心という声も多く見られます。
実店舗で購入するメリット・試し操作のポイント
家電量販店などの実店舗では、実際にマウスを手に取って試せるコーナーがある場合があります。
手に持った感覚やボールの回しやすさ、ボタンの押しやすさなどは、スペック表だけでは分かりにくいポイントです。
店員さんに用途を伝えれば、ぴったりのモデルを提案してくれることもあるので、初心者には特におすすめの購入方法です。
そのうえでネットの価格を比較して、納得できるタイミングで購入するのがベストです。
よくある質問（FAQ）
トラックボールは慣れるまでどれくらいかかる？
個人差はありますが、数日から1週間ほどで自然に慣れる方が多いです。
最初はポインターの動かし方に違和感を覚えるかもしれませんが、使い続けるうちに「マウスを動かさなくても操作できる」便利さを実感できるようになります。
特にM-MT2MRSは初心者向けに扱いやすく設計されているので、トラックボールデビューにもおすすめです。
腱鞘炎対策として有効なのはどっち？
手首や腕への負担を減らしたい方には、M-HT1MRBKが特におすすめです。
パームレスト付きで自然な角度を保ちやすく、手首の動きも最小限に抑えられます。
もちろんM-MT2MRSも省スペース＆軽量で手首にやさしい設計ですが、長時間作業ではM-HT1MRBKの方が負担軽減効果が高いです。
どの程度の頻度で掃除が必要？
トラックボール部分は、使用状況によって1〜2か月に1度の掃除を目安にすると良いでしょう。
特にM-MT2MRSはボールが簡単に外せる構造なので、埃や皮脂が気になったらサッとお手入れできます。
M-HT1MRBKは汚れが付きにくいベアリング構造のため、掃除の頻度は少なくて済みますが、たまに乾いた布や綿棒でふき取る程度でOKです。
故障しやすい部分はある？
エレコムの両モデルは耐久性を重視した構造になっており、通常の使用で故障しやすい箇所はほとんどありません。
ただし、長期間使っているとボタンの反応が鈍くなったり、ボールの動きが重くなる場合があります。
その際は、清掃や設定の見直し、あるいはサポートに問い合わせることで多くのケースは解決できます。
また、製品にはメーカー保証もあるため、初期不良なども安心です。
まとめ：M-HT1MRBKとM-MT2MRSはどちらを選ぶべきか
それぞれの強みをおさらい
M-HT1MRBKは、高精度・高機能・長時間の快適性を重視する方に向いたモデルです。
大玉トラックボールや10ボタン構成、充電式バッテリー、パームレスト付きのデザインは、本格的な作業環境で力を発揮します。
一方、M-MT2MRSは、軽量・コンパクトで持ち運びやすく、操作がシンプルなのが魅力。初めてトラックボールを使う方や、出張・外出先での使用が多い方にぴったりの1台です。
用途別の最終結論とおすすめ
- 据え置きで仕事・クリエイティブ作業に集中したい → M-HT1MRBK
- 軽量で持ち運びやすいマウスを探している → M-MT2MRS
- トラックボール初心者でまずは試してみたい → M-MT2MRS
- マルチデバイス操作や細かな設定もこだわりたい → M-HT1MRBK
どちらのモデルもエレコムならではの丁寧な設計とサポートがあり、長く安心して使えるのが魅力です。
購入前の最終チェックリスト
- 使用する主な場所（自宅？外出先？）
- PCとの接続方式（Bluetooth／USB／有線）
- 操作する時間の長さ（長時間？短時間？）
- 必要なボタン数やカスタマイズ機能
- 手の大きさや持ち方のクセに合っているか
- 充電式が良いか、乾電池式が良いか
これらをふまえて選べば、きっとあなたにぴったりのトラックボールマウスが見つかるはずです。
あなたの使い方に合った最良の1台を、ぜひじっくり選んでみてくださいね。
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