ワイヤレスイヤホンは便利だけれど、種類が多くて「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。特にエレコムの「LBT‑TWS19」シリーズと「LBT‑TWS17」シリーズは、見た目も仕様も似ている部分がありつつ「ここが違う!」という点もいくつかあります。音の好み・使い方・重視したい機能によって、あなたにぴったりなモデルは変わります。
この記事では、LBT‑TWS19CS/LBT‑TWS19(以下まとめて「TWS19 系」)と LBT‑TWS17 のスペック、機能、口コミをひとつずつ比べながら、どちらがどんな人に向くかを解説します。一緒に見ていきましょう♪
エレコム完全ワイヤレスイヤホンの概要
エレコムとは?ブランドの信頼性と特徴
日本のパソコン/周辺機器メーカーとして知られるエレコムは、キーボード、マウス、ケーブル、モバイルアクセサリなど幅広く手がけています。「日本のメーカー」「保証対応」「国内サポート」などを重視する方には安心感があります。ワイヤレスイヤホン分野でも、手ごろな価格帯モデルを多数展開しています。
完全ワイヤレスイヤホンの魅力(ケーブルレス・手軽さ)
コードの煩わしさがないこと、左右独立で装着できること、ケースで充電できて持ち運びやすいこと・・・。こうした利便性が、完全ワイヤレス(左右分離型)イヤホンの大きな魅力です。音楽・動画・通話をケーブルなしで楽しめるのは日常使いでかなり快適ですね。
LBTシリーズの特徴とラインナップ
エレコムのワイヤレス/完全ワイヤレス製品群の中で、「LBT‑TWS」型番は左右分離型モデルを指します。TWS19 シリーズや TWS17 シリーズをはじめ、カラーやタイプ(カナル型/インナーイヤー型/開放型)などでバリエーションがあります。公式サイトにも TWS19/TWS19CS シリーズ・TWS17 シリーズなどの一覧が掲載されています。
LBT‑TWS19とLBT‑TWS17の基本スペック比較
ここでは「見た目・ドライバ・バッテリーなど主要な仕様」を比べていきます。
デザインとサイズ
- TWS19 系(LBT‑TWS19CS/LBT‑TWS19) はカナル型(密閉型)イヤホンです。
- TWS17 はインナーイヤー型(半開放型/セミオープン型)です。
- カナル型は耳栓のように耳の穴に差し込んで遮音性を確保するタイプ。インナーイヤー型は外音を少し通しつつ軽さを感じやすいタイプです。
ケースデザインと携帯性
- TWS19CS シリーズは「SOT(スゥート)」というネーミングで、“ペンケースにも入る超ミニサイズ”を謳っており、持ち運びのしやすさを重視しています。
- TWS19(ブラック/ホワイト)も、超ミニ&軽量を売りにしており、ポケットやミニバッグに入れやすい形状です。
- TWS17 は、インナーイヤー型ということもあり、本体自体の出っ張りが少なく、軽快な装着感を重視した設計になっています。
音質とドライバー性能の比較
- TWS19 系 は 6mm ドライバーを搭載しています(仕様として共通)という前提での比較(あなたの方で示された情報)。
- TWS17 は 14.2mm のドライバーを搭載。かなり大きめのユニットで、低音再生力に期待できる構成です。
- ただし、ドライバーの大きさだけで音の良さが決まるわけではなく、筐体設計・振動板素材・音響構造なども関係します。実際の聴感とのバランスを見ることが大事です。
バッテリー寿命と充電ケースの特性
- TWS19 系:連続再生時間 約 4.5 時間。本体充電時間 約 1 時間、充電ケースでの充電時間 約 1.5 時間。
- TWS17:連続再生時間 約 5.5 時間。本体充電時間 約 1.5 時間、ケース充電時間 約 2 時間。
- ケース込みでの総使用時間(本体+ケースの充電能力を含めた持続性)も気になるポイントですが、公表されていない場合もあります。
Bluetoothバージョンとコーデック対応(AAC/SBCなど)
- TWS19 系:Bluetooth Ver.5.2 / Class 2、対応コーデックは SBC のみ(という情報)
- TWS17:Bluetooth Ver.5.3 / Class 2、対応コーデックは SBC および AAC に対応
- AAC の対応があると、iPhone など AAC 対応機器での音質が有利になる可能性があります。
片耳使用・マルチペアリング対応状況
- 両モデルとも、片側だけで使用可能 との仕様が明記されています(左右のどちらかを単体で使える)
- マルチペアリング(複数の機器との同時ペアリング維持)は、公式仕様一覧では記載がなさそうです。一般的な完全ワイヤレス機種では、機器を切り替えるたびに再接続が必要なことが多いですが、利用シーンによってはこの点を確認しておくといいでしょう。



機能と特長の詳細比較
自動ペアリング・タッチ操作性の違い
- TWS19CS には「オートペアリング(ケースから取り出すだけでペアリング)」の機能が公式に記載されています。
- タッチセンサー操作(再生/停止・音量等)は両モデルに採用されており、耳元をタップするだけで操作できるよう設計されています。
- 操作の反応性・誤操作のしにくさなどは、実機レビューで差が出ることがあります。
防水性能と耐久性
- 公表された仕様には、防水/防滴性能(IP 等級)の記載が確認できませんでした。公式仕様のページでもその記載は見当たりません(少なくとも主要な紹介ページで)。
- 耐久性という点では、ケーブルレスゆえ接続部の摩耗や落下が問題になることがありますが、この点はユーザーの使い方や扱い方に大きく影響されます。
マイク性能と通話品質
- 両モデルともマイク搭載、通話対応となっています。
- ただし、通話時のノイズキャンセリング(風切り音の抑制)や集音性能の違いなどは、レビューでの実使用感に左右されます。
- 一部の口コミでは、TWS17 のレビュー欄で「音声のクリアさ」について言及が見られます。
接続安定性と遅延性能(動画・ゲームでの使用感)
- 音ズレ(動画視聴・ゲーム用途での遅延)は、Bluetooth バージョン・コーデック・チップ設計に左右されます。TWS17 は Bluetooth 5.3 を使っているため、理論的には新しい仕様による改善余地があります。
- ただし、どちらも低遅延モードや遅延抑制モード(Gaming モードなど)に関する明確な公式記載は見つかりませんでした。実際の体感はユーザーのレビューに依存する部分が多いでしょう。
使い勝手と装着感の違い
- 装着感:カナル型(TWS19 系)はしっかり耳に押し込むため密着感がある反面、長時間だと圧迫を感じやすい人もいます。対してインナーイヤー型(TWS17)は耳穴への圧迫が少なく、開放感が得られやすいですが、激しい動きで外れやすい可能性があります。
- 遮音性:カナル型のほうが外音を遮りやすく、音への没入感を得やすい傾向があります。逆に「まわりの音も少し聞こえたほうが安心」という方にはインナーイヤー型が向くこともあります。
- 操作感・フィット感:小型軽量設計を重視した TWS19 系は、出っ張りを抑えた形状でマスクの着脱や髪型との干渉を意識した設計である旨記載があります。
実際の口コミレビュー
LBT‑TWS19の良い評判・悪い評判
- TWS19CS(SOTシリーズ)は「小さくてかわいい」「持ち運びしやすい」といった意見が多く見られます。
- ただし、「再生時間や音量不足」「低音が物足りない」と感じる人も一定数います(という一般的な傾向は、カナル型の小型モデルでよく聞かれる声でもあります)。
- また、操作タッチや接続の安定性に関する不満、装着のフィット感(耳への合う/合わない)について指摘するレビューもあります(ただし、私が調べた範囲では TWS19 の具体的なネガティブレビューはあまり多く見当たりません)。
LBT‑TWS17の良い評判・悪い評判
- 価格.com のレビューでは、TWS17(シリーズ全体含む)で「低音再生」「外音遮断性」への評価が分かれており、好みが分かれやすいという意見があります。
- LBT‑TWS17 のレビューでは、「パステルカラーだと汚れが目立つ」「白だと見つけにくい」「見た目が可愛らしい」という声が見られます。
- また、インナーイヤー型ゆえに「まわりの音が少し聞こえる」「遮音性は弱め」という声もありますが、これを「安心感がある」と捉える方もいます。
両モデルに共通する口コミ(装着感・価格満足度など)
- 「この価格帯でここまで使えるならコストパフォーマンスが良い」と評価する方が多いです。
- 装着感については、イヤーピース(イヤーキャップ)のサイズ選定が大事、という声が共通しています。
- また、「電源オン・ペアリングの手間が少ない」と感じる点も高評価ポイントとして挙げられることがあり、これはオートペアリング機能がうまく働くモデルでは特に便利です。



価格比較とコスパ検証
実売価格の目安(Amazon・楽天市場)
- TWS17WH は新品で約 3,800 円前後 という販売情報があります。
- TWS19CS はオープン価格となっており、具体的な販売価格は流通店で変動する可能性があります。公式発表によれば “オープン価格” となっています。
- また、型落ち・在庫処分などで価格差が出やすいので、セール時にはチェックしておくと良いでしょう。
セール時の狙い目とポイント還元の活用
- 大型セール(Amazonセール、楽天スーパーセールなど)や家電量販店のタイムセールで割引価格になることがあります。
- ポイント還元(楽天なら最大○%還元など)を加味すると、実質価格がかなり下がることも。
- 特に TWS19CS は「新商品」として発表されたばかりなので、旧モデル(TWS19 や TWS17)への下げ・処分価格が出てくる可能性があります。
コスパ重視派におすすめのモデルはどちら?
- コスパ重視で選ぶなら TWS17 が魅力的。比較的安価でありながらドライバ大きめ、AAC 対応、5.5 時間再生などの特徴があるため、価格に対する性能が高めと感じる人も多いでしょう。
- ただし、「遮音性」や「音の没入感」を重視する方には、多少高くても TWS19 系を選んだほうが満足度が高いケースもあります。
アフターサポートと保証
保証期間とサポート体制
- エレコム製品購入時には、通常メーカー保証期間(1 年など)が設定されていることが一般的です。ただし、製品ページやマニュアルで保証期間を明記しているページは、私が調べた範囲では見つかりませんでした。
- 購入時に販売店保証・延長保証オプションも確認しておくと安心です。
修理・交換対応の実績
- 小型イヤホン・ワイヤレス製品は故障リスクもありますが、エレコムは国内メーカーであるため、問い合わせや修理対応のハードルが比較的低いと期待できます。
- ただし、交換部品(イヤーピース・充電ケースなど)が入手できるかなども、購入前に確認しておくとよいでしょう。
安心して購入するためのチェックポイント
- 保証内容(期間・範囲)を確認する
- 付属品(イヤーピース各サイズ、USB ケーブル、説明書など)が揃っているか確認する
- レビューをチェックして、初期不良やつながりにくさといった不満が多くないかを見る
- 信頼できる販売店で購入する(正規ルート・保証付きであること)
他モデル・他社製品との比較(番外編)
同シリーズ「LBT‑TWS21」など最新モデルとの違い
- まだ明確な情報を入手できていませんが、将来的なモデル展開では高性能コーデック(aptX/LDAC)対応、防水性強化、ノイズキャンセリング導入などが期待されます。
- もし LBT‑TWS21 等が発売されていれば、公式発表や仕様比較をチェックしてみるとよいでしょう。
Anker・SONYなど他社人気モデルとの簡易比較
- 他社モデル(例:Anker Soundcore シリーズ、SONY WF シリーズなど)は、ノイズキャンセリング・高性能コーデック対応など、上位機能を搭載しているものも多いです。
- ただし、それらは価格帯も高くなることが多いため、「価格帯+必要な機能」で妥協点を見つけることが大切です。
- TWS19/TWS17 が価格重視・日常使い向けのバランス型であるなら、他社モデルを検討する際は「何を削ってもいい/何は妥協できないか」を軸に比較すると選びやすいです。



最適な選択をするために
初心者向け:シンプルに使いたい人はどちら?
- ケーブルレスで、ペアリングや操作が簡単であることを重視する方には、TWS19CS/TWS19 が使い勝手の面で安心感があります。
- ただ、TWS17 も操作感はシンプルな設計になっており、使いやすさでは大きな差は感じにくい可能性もあります。
音質重視派・通話重視派におすすめのモデル
- 音質重視なら、TWS17 の大口径ドライバー × AAC 対応 の組み合わせは魅力的です。ただし、密閉感や低音の響きの好みによっては TWS19 系も十分に満足できるかもしれません。
- 通話重視なら、マイク性能・集音ノイズ低減能力・接続安定性が鍵になります。レビューで通話品質の良さが報告されているモデルを選ぶのがいいでしょう。
プレゼントやビジネス用途での選び方
- プレゼント用途なら、カラー・見た目の可愛さ・装着感・相手の耳へのフィット感を考慮して選ぶと喜ばれます(TWS19 系 のカラーバリエーションは魅力的です)。
- ビジネス用途(通話・オンライン会議利用など)なら、通話性能・接続安定性・長時間利用に耐えるバッテリー性能を重視するといいでしょう。
まとめと今後の展望
LBT‑TWS19とLBT‑TWS17の違いまとめ(比較表つき)
項目 | TWS19CS/TWS19(TWS19 系) | TWS17 |
---|---|---|
価格 | オープン価格(流通店で変動) | 約 ¥3,800 前後(新品目安) |
発売日 | 2025年9月中旬(TWS19CS/TWS19) | 2024年2月下旬 |
カラー | ウッド・フラワー・スカイ・リーフ(TWS19CS)ブラック・ホワイト(TWS19) | ブラック・グレー・ピンク・ホワイト(TWS17) |
タイプ | カナル型(密閉型) | インナーイヤー型(半開放型) |
ドライバサイズ | 6 mm | 14.2 mm |
Bluetooth バージョン | Ver. 5.2 / Class 2 | Ver. 5.3 / Class 2 |
連続再生 | 約 4.5 時間 | 約 5.5 時間 |
充電時間(本体 / ケース) | 約 1h / 約 1.5h | 約 1.5h / 約 2h |
コーデック | SBC(オンリー) | SBC + AAC 対応 |
共通仕様 | 完全ワイヤレス / タッチセンサー / 再生周波数 20Hz–20kHz / USB Type‑C 充電 / マルチペアリング対応 / マイク / リモコン / 自動電源 ON/OFF / AI アシスタント呼び出し / 本体重量約 3.3 g(片側) |
この比較から、大きな違いはいくつか明らかになります:
- 遮音性と音の没入感:カナル型の TWS19 系が有利
- ドライバ大きさと再生力:TWS17 は大口径ドライバ搭載だが、設計の工夫がないと性能を引き出せないことも
- コーデック対応:AAC対応は iPhone 等で有利になる可能性
- バッテリー:TWS17 が若干優位
- 見た目・カラーの多様性:TWS19 系 は個性的なカラー展開が魅力的
エレコムの今後の製品展開に期待できる点
- より高性能なコーデック(例:aptX/LDAC)対応
- ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の導入
- 防水/耐汗仕様の強化
- ケース持続時間の向上・高速充電対応
- より多様なカラー・デザイン展開
完全ワイヤレスイヤホン市場のトレンド
- 価格競争が激化しつつ、高機能モデルとの差別化が進んでいます
- ノイズキャンセリング・外音取り込み・ハイレゾ対応などが上位モデルの定番機能になりつつあります
- 小型化・軽量化・バッテリー寿命のバランスが淘汰の鍵
- デザイン・カラーも重視される傾向が強く、ファッション性との融合も進んでいます



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